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OpenTP1 Version 7 OpenTP1 メッセージキューイング機能 TP1/Message Queue 使用の手引


7.3.1 コネクション障害(コーラ側・ファーストメッセージ)

コネクション障害(コーラ側・ファーストメッセージ)の障害処理について,次の表に示します。

表7‒20 コネクション障害(コーラ側・ファーストメッセージ)の障害処理

障害内容

MQTの障害処理

ユーザの処理

メッセージ転送時の障害

  1. <16331-E>「TCPインタフェースエラー」

  2. メッセージの転送を中断します。

  3. 送信中のメッセージ※1は破棄し,受信中のメッセージ※1も破棄します。

  4. チャネル定義の確立再試行の指定によって,チャネル確立を再試行します。

  5. 再試行しない場合※2または再試行回数を超えた場合はチャネルを終了します(チャネル使用不可状態)。

  • 障害要因を取り除いてください。

  • メッセージを再登録してください。

  • 5.の場合はmqtstachaコマンドを入力してください。

(凡例)

< >:出力されるメッセージログIDです。メッセージログIDには,先頭にKFCAが付きます。

「 」:メッセージログの内容です。

注※1

バッチ転送によって通常メッセージを同時に転送していた場合,送信中のメッセージは転送キューに戻り,受信中のメッセージは破棄されます。

バッチ転送によって送信済みのファーストメッセージは,ロールバックされません。

注※2

非永続メッセージはすべて破棄されます。