mqtswptrc(MQTトレースの強制スワップ)
形式
mqtswptrc 〔-s MQT通信プロセス識別子〕
機能
MQTトレースを強制的にMQTトレースファイルにスワップします。
TCP定義でトレースファイルのディスク出力機能を使用することを指定(TCP定義のmqttcp定義コマンド,mqttcpcs定義コマンド,またはmqttcpcr定義コマンドの-t diskオペランドにyesを指定)した場合,このコマンドを入力すると,メモリ中のMQTトレースをMQTトレースファイルに出力します。ディスク出力機能を使用しないことを指定(TCP定義のmqttcp定義コマンド,mqttcpcs定義コマンド,またはmqttcpcr定義コマンドの-t diskオペランドにnoを指定)していても,このコマンドを入力するとメモリ中のMQTトレースをMQTトレースファイルに出力します。
オプション
● -s MQT通信プロセス識別子
〜<16進数字>((01〜ff))
MQT通信プロセス識別子を指定します。
MQT通信プロセス識別子は複数指定できません。
このオプションを省略すると,すべてのMQTサーバに対して,mqtswptrcコマンドを実行します。
出力メッセージ
出力メッセージID |
内容 |
出力先 |
---|---|---|
KFCA16363-W |
入力形式に誤りがあります。 |
標準エラー出力 |
KFCA16364-W |
引数の指定に誤りがあります。 |
標準エラー出力 |
KFCA16367-E |
MQT開始処理中です。 |
標準エラー出力 |
KFCA16368-E |
MQT終了処理中です。 |
標準エラー出力 |
KFCA16369-E |
コマンド処理中に障害が発生しました。 |
標準エラー出力 |
KFCA16370-I |
運用コマンドが終了しました。 |
標準出力 |
KFCA16371-E |
MQT通信プロセスは起動されていません。 |
標準エラー出力 |
KFCA16372-E |
コマンド応答の連絡の受信に失敗しました。 |
標準エラー出力 |
KFCA16373-E |
コマンド応答の連絡に失敗しました。 |
標準エラー出力 |
KFCA16374-E |
プロセスの検索に失敗しました。 |
標準エラー出力 |
KFCA16375-E |
RPC障害が発生しました(コマンド)。 |
標準エラー出力 |
KFCA16376-E |
RPC障害が発生しました(通信)。 |
標準エラー出力 |
KFCA16377-E |
ネットワーク障害が発生しました(通信)。 |
標準エラー出力 |
KFCA16378-E |
ネットワーク障害が発生しました(コマンド)。 |
標準エラー出力 |
KFCA16390-E |
ローカルメモリ不足が発生しました。 |
標準エラー出力 |
KFCA16391-E |
メモリ不足が発生しました。 |
標準エラー出力 |
KFCA16392-E |
論理矛盾が発生しました。 |
標準エラー出力 |
KFCA16393-E |
障害が発生しました。 |
標準エラー出力 |
KFCA16394-E |
障害が発生しました。処理を続行します。 |
標準エラー出力 |
KFCA16395-E |
共用メモリ不足が発生しました。 |
標準エラー出力 |
KFCA18370-I |
MQTトレースファイルへの出力を開始しました。 |
メッセージログファイル |
KFCA18371-I |
MQTトレースファイルへの出力を終了しました。 |
メッセージログファイル |
KFCA31946-I |
mqtswptrcコマンドの入力形式の表示 |
標準出力 |