Hitachi

OpenTP1 Version 7 OpenTP1 メッセージキューイング機能 TP1/Message Queue 使用の手引


mqadelque(キュー,メッセージの削除)

〈このページの構成〉

形式

mqadelque  〔-mローカルキュー名
           キューファイル名  〔〔キューファイル名〕…〕

機能

指定したキューファイルから指定したキューを削除します。

-mオプションを指定した場合は,ローカルキュー名で指定したキューに登録されているメッセージも削除します。指定したキューファイルにキューがない場合,ローカルキュー名で指定したキューに登録されているメッセージだけを削除します。

このコマンドで削除できるキューは,定義済みキュー(mqamkqueコマンドで作成したキュー),および永続的動的キュー(MQOPEN命令でモデルキューの定義を指定し作成した永続的キュー)の2種類です。

オプション

● -m

指定したローカルキューに登録されているメッセージを削除します。

コマンド引数

● ローカルキュー名

 〜<1〜48文字のMQ文字列>

削除するローカルキューの名称を指定します。

● キューファイル名

 〜<1〜59文字の文字列>

削除するキューまたはメッセージが格納されているキューファイルの名称を完全パス名で指定します。

一度オンラインで使用したキューファイルを指定する場合,同一キューファイルグループのすべてのキューファイル名を指定してください。

注意事項

  1. このコマンドは,次に示すどれかの場合にエラーになります。

    • 指定したキューにメッセージが登録されている場合に-mオプションを指定しないとき

    • 指定したキューファイルがオンラインで使用されている場合

    • 指定したキューが一時的動的キューの場合

  2. 一度オンラインで使用したキューファイルを指定する場合,同一キューファイルグループのすべてのキューファイルを指定する必要があります。指定しないキューファイルがあった場合,指定しないキューファイルに格納されているメッセージが削除されない状態になります。この状態でMQAサーバを開始すると,登録するキューがないメッセージが存在するため,開始処理は失敗します。開始処理が失敗した場合,メッセージが格納されているキューファイルを指定して,このコマンドを入力してください。登録するキューがないメッセージを削除します。