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OpenTP1 Version 7 OpenTP1 メッセージキューイング機能 TP1/Message Queue 使用の手引


5.1.2 再開始

OpenTP1システムに障害が発生した場合,TP1/Message QueueはOpenTP1システムの再開始の延長で再開始し,障害発生直前の状態に回復されます。

OpenTP1システムが前回のオンラインの終了を引き継いで開始すると同時に開始します。メッセージ転送中またはアプリケーションがキューアクセス中に強制停止をしたあとは,キューファイルの内容が矛盾するおそれがあるため,必ず再開始してください。

開始モードによって,メッセージシーケンス番号の取り扱いが異なります。メッセージシーケンス番号については,「2.4.4 メッセージシーケンス番号でのメッセージの管理」を参照してください。

OpenTP1の強制正常開始をする場合,必ず,すべてのキューファイルを再作成してから強制正常開始してください。キューファイルの再作成をしないで,強制正常開始をした場合,不正なメッセージが残る問題が発生することがあります。