デフォルトチャネル定義
デフォルトチャネル定義を使用すると,mqtalccha定義コマンドのチャネル定義が複数あって,それぞれの定義に同一オプションの指定が複数ある場合に,定義項目の指定数を削減できます。デフォルトチャネル定義では,mqtalccha定義コマンドのオプションが省略された場合の解釈値を任意の値に変更できます。ただし,デフォルトチャネル定義の構文要素や指定範囲は,mqtalccha定義コマンドの各オプションで決められた形式に従って指定する必要があります。
チャネルの属性として採用する値を次の表に示します。
デフォルトチャネル定義 |
mqtalccha定義 |
|
---|---|---|
あり |
なし |
|
あり |
mqtalccha定義の値 |
デフォルトチャネル定義の値 |
なし |
mqtalccha定義の値 |
システムで定義されている値 |
なお,mqtalccha定義コマンドのオプションに値を定義していない場合で,デフォルト定義に該当オプションの定義があるときはその値を採用します。しかし,デフォルト定義にないときは,システムで定義されている値を採用します。
mqtalccha定義コマンドのオプションで値を定義している場合は,その値を採用します。ただし,mqtalccha定義コマンドの次に示すオプションには,オペランドの優先順位があります。優先順位の高いオペランドをデフォルトチャネルで定義すると,デフォルトチャネルの値が採用されますので注意してください。
-
-rオプションのipaddrオペランドおよびhostnameオペランド(ipaddr優先)
-
-rオプションのportnoオペランドおよびservnameオペランド(portno優先)
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-oオプションのoipaddrオペランドおよびohostnameオペランド(oipaddr優先)
-
-oオプションのoportnoオペランドおよびoservnameオペランド(oportno優先)
次にデフォルトチャネル定義の使用例を示します。なお,デフォルトチャネル定義は,別ファイルで定義します。