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OpenTP1 Version 7 OpenTP1 メッセージキューイング機能 TP1/Message Queue 使用の手引


MQTサービス定義

TP1/Message Queueの定義のうち,MQTサービス定義について説明します。

〈このページの構成〉

概要

MQTサービス定義は,OpenTP1のシステムサービス定義の一つです。

MQTサービス定義の定義ファイルは,OSのテキストエディタを使用して,テキストファイルとして作成します。MQTサービス定義の定義ファイル名(完全パス名)を次に示します。

$DCCONFPATH/mqt

機能

通信するための実行環境を定義します。

種類

MQTサービス定義の種類について,次の表に示します。

表4‒10 MQTサービス定義の種類

形式

オプション

定義内容

指定値

set max_socket_descriptors

なし

ソケット用ファイル記述子の最大数

<符号なし整数>

Linux以外の場合((64〜1998))

Linuxの場合((64〜974))

UNIXの場合《304》

Windowsの場合《64》

set mqt_trace_file_path

なし

MQTトレースファイル格納ディレクトリパス名

<1〜80バイトの文字列>

UNIXの場合《$DCDIR/spool》

Windowsの場合《%DCDIR%\spool》

set mqt_tcpnodelay

なし

MQTサーバのチャネルのTCP/IP通信のソケット属性に,TCP_NODELAYオプションを使用するかどうか

《Y》|N