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OpenTP1 Version 7 OpenTP1 メッセージキューイング機能 TP1/Message Queue 使用の手引


2.5.6 バッチ終了待ちタイマ(バッチインターバル)

バッチインターバル機能を使用すると,送信側MCAがバッチサイズの個数に満たないメッセージを送信したところで転送キューの中のメッセージがなくなっても,送達確認の送信によってバッチを終了しないで転送キューへのメッセージ登録を待ちます。監視時間が経過するまでに転送キューにメッセージが登録されなければ,送達確認が送信されます。

この機能を使用するとバッチ内でアプリケーションからのメッセージ登録を待つことができるため,バッチ数を削減できます。また,ファーストチャネルが非永続メッセージを送信する時に使用すると,不要な送達確認シーケンスによる待ち時間を削減できます。

この機能は転送キューの監視方式がイベント方式の場合にだけ使用できます。また,バッチインターバル中にはハートビートメッセージは送信されません。