メッセージ編集出口UOCを使用したファイル転送処理の概要について,次の図に示します。
図2-60 メッセージ編集出口UOCを使用したファイル転送処理の概要
![[図データ]](figure/zu020900.gif)
- 送信側システムでの処理の流れ
- UAPは,MQRMH(Message reference header)構造体をメッセージとして登録します。
MQRMH構造体については,マニュアル「TP1/Message Queue プログラム作成リファレンス」を参照してください。
- MCAは,メッセージ編集出口UOCを呼び出し,メッセージを渡します。
- メッセージ編集出口UOCは,MQRMH構造体の情報を基に,転送するデータを読み出してMCAの送信/編集バッファに登録します。
- MCAは,MQRMH構造体,および送信/編集バッファのデータを相手システムに送信します。
- 受信側システムでの処理の流れ
- MCAは,メッセージ編集出口UOCを呼び出し,受信したメッセージを渡します。
- メッセージ編集出口UOCは,メッセージ中のMQRMH構造体の情報を基に,転送されたデータを格納します。
- UAPは,MQRMH構造体を受信し,ファイル転送の完了を確認します。