ここでは,次に示す作業を実行する方法について説明します。
フルリポジトリを設定する場合は,WebSphere MQのマニュアルを参照してください。
作業で前提になる例について説明します。
次に示す手順に従って作業します。
mqtalccha -c TO.PARIS -y"type=clusrcvr" ¥
-r ipaddr=192.168.0.3 ¥
-a "cluster = INVENTORY"
mqtalccha -c TO.LONDON -y"type=clussdr" ¥
-o oipaddr=192.168.0.1 ¥
oservname=listenerport ¥
-a "cluster = INVENTORY"
この作業で構築されるクラスタについて,次の図に示します。
図2-43 三つのキューマネジャがあるINVENTORYクラスタ
二つの定義(クラスタレシーバチャネル定義およびクラスタセンダチャネル定義)を作成するだけで,キューマネジャ(PARIS)をクラスタに追加できました。
キューマネジャ(PARIS)は,LONDONにあるリポジトリから,クラスタキュー(INVENTQ)がキューマネジャ(NEWYORK)に存在することを知ります。PARISにあるアプリケーションがINVENTQにメッセージを登録するとき,PARISは自動的にクラスタセンダチャネルを作成し,クラスタレシーバチャネルTO.NEWYORKに接続します。キューマネジャ名がターゲットキューマネジャとして指定される場合,および応答キューが提供される場合は,アプリケーションは応答を受信できます。