7.2.6 メモリ不足

メモリ不足の障害処理について,次の表に示します。

表7-9 メモリ不足の障害処理

障害内容MQTの障害処理ユーザの処理
  • 開始時のメモリ不足
  • 受信バッファ不足(TCP定義のmqttcp定義コマンドの-gオペランド)
  1. <16390-E>「ローカルメモリ不足」,<16391-E>「メモリ不足」,または<16395-E>「共用メモリ不足」
  2. OpenTP1を終了します。
メモリサイズを見直し,再度OpenTP1システムを開始してください。
  • メッセージ転送時のメモリ不足
  • 送受信バッファ不足(TCP定義のmqtalccha定義コマンドの-gオペランド)
  1. <16390-E>「ローカルメモリ不足」,<16391-E>「メモリ不足」,または<16330-E>「バッファグループ番号不正」
  2. チャネルを終了します(チャネル停止状態)。
メモリサイズを見直し,再度チャネル開始要求を出してください。
<16330-E>の場合はバッファグループ番号に該当するバッファ数(MQT共通定義のmqttbuf定義コマンドの-g countオペランド指定値)を大きくしてください。
(凡例)
< >:出力されるメッセージログIDです。メッセージログIDには,先頭にKFCAが付きます。
「 」:メッセージログの内容です。