MQCサーバ機能の環境設定について説明します。
ユーザは,MQCサーバ機能の定義について,OSのテキストエディタを使用して作成および更新する必要があります。MQCサーバ機能の定義および定義ファイル名を次に示します。詳細については,「4. 準備作業」を参照してください。
MQCゲートウェイサーバは,OpenTP1システムのユーザサーバです。
mqcmkgwpコマンドを実行して,実行形式プログラムmqcgwpとMQCゲートウェイサーバユーザサービス定義ファイルmqcgwpを作成してください。
mqcmkgwpコマンド実行時には,次の定義ファイルが必要です。詳細については,マニュアル「OpenTP1 システム定義」を参照してください。
なお,作成したmqcgwpは,次に示すディレクトリに配置されます。
mqcmkgwpコマンドの延長でOpenTP1にRM登録をしています。したがって,dcsetupコマンドを実行し直した場合は,再度mqcmkgwpコマンドも実行する必要があります。
MQCゲートウェイサーバの環境を設定する上での注意事項について説明します。
$DCCONFPATH/trnに次の設定が行われている場合,MQCゲートウェイサーバが異常終了(アボートコード:Mqcgw03)します。
set trn_rm_open_close_scope=transaction
このため,MQCゲートウェイサービス定義に次の定義を追加してください。
set trn_rm_open_close_scope=process
MQCゲートウェイサーバのユーザサービス定義は,OpenTP1のユーザサービスデフォルト定義のデフォルト値で動作するように設定してください。