MQT定義オブジェクト生成ユティリティ

概要

MQT定義オブジェクト生成ユティリティは,MQTの定義ファイルの構文のチェックと,MQT定義オブジェクトファイルへの変換をします。

MQT定義オブジェクト生成ユティリティの詳細を説明します。

形式

mqt××××  -i  〔パス名〕入力ファイル名
          〔-d  〔パス名〕入力ファイル名2〕
            -o  〔パス名〕出力オブジェクトファイル名

機能

MQTの定義ファイルの構文のチェック,およびMQT定義オブジェクトファイルの作成をします。

ただし,開始から再開始の間はMQT定義オブジェクトファイルを変更できません。変更した場合,再開始の動作は保証されません。

オプション

● mqt××××

ユティリティを起動するコマンドを指定します。

● -i 〔パス名〕入力ファイル名

 ~<パス名><1~8文字の識別子>

定義ソースが格納されているファイル名を指定します。

● -d 〔パス名〕入力ファイル名2

 ~<パス名><1~8文字の識別子>

デフォルトチャネル定義ソースが格納されているファイル名を指定します。

mqttcpipコマンド,およびmqttcpcsコマンドで指定できます。

● -o 〔パス名〕出力オブジェクトファイル名

 ~<パス名><1~8文字の英数字>

定義オブジェクトを格納するファイル名を指定します。

出力メッセージ

出力メッセージID内容出力先
KFCA18000-E定義コマンドの指定順序に誤りがあります。標準エラー出力
KFCA18001-E定義コマンドは省略できません。標準エラー出力
KFCA18002-E定義コマンドの数が上限値を超えています。標準エラー出力
KFCA18003-E不当な文字列があります。標準エラー出力
KFCA18004-E二重引用符で囲まれた文字数が,1024けたを超えています。標準エラー出力
KFCA18005-E定義コマンドのオプションは省略できません。標準エラー出力
KFCA18006-E定義コマンドのオプションの指定に誤りがあります。標準エラー出力
KFCA18007-E定義コマンドに不当な文字列があります。標準エラー出力
KFCA18010-E定義コマンドのオプションの指定値が,他の定義コマンドのオプションの指定値と重複しています。標準エラー出力
KFCA18015-E定義コマンドのオペランドは省略できません。標準エラー出力
KFCA18016-E定義コマンドのオペランドの指定に誤りがあります。標準エラー出力
KFCA18017-E定義コマンドのオプションに不当な文字列があります。標準エラー出力
KFCA18018-E定義コマンドのオペランドは省略できません。標準エラー出力
KFCA18020-E他の定義コマンドのオペランドの指定値と重複しています。標準エラー出力
KFCA18029-E定義コマンドに対応する定義コマンドが指定されていません。標準エラー出力
KFCA18030-E指定ファイルのオープン処理に失敗しました。標準エラー出力
KFCA18031-Eメモリの確保に失敗しました。標準エラー出力
KFCA18032-E指定された定義オブジェクトファイル名は既に存在しています。標準エラー出力
KFCA18033-E指定ファイルの入出力処理に失敗しました。標準エラー出力
KFCA18046-I定義オブジェクト生成ユティリティ処理が異常終了しました。標準出力
KFCA18047-I定義オブジェクト生成ユティリティ処理で定義エラーを検知して終了しました。標準出力
KFCA18048-I定義オブジェクト生成ユティリティ処理を開始しました。標準出力
KFCA18049-I定義オブジェクト生成ユティリティ処理が正常終了しました。標準出力
KFCA18107-E定義コマンドのオプションは指定できません。標準エラー出力
KFCA18108-E定義コマンドのオペランドは指定できません。標準エラー出力
KFCA18113-E定義コマンドのオペランドには指定できません。標準エラー出力
KFCA18114-E定義コマンドのオプションは省略できません。標準エラー出力
KFCA18119-E定義コマンドのオペランドは省略できません。標準エラー出力
KFCA18121-E定義コマンドのオペランドは省略できません。標準エラー出力
KFCA18122-E定義コマンドのオプションのオペランド数が,システム上指定できる上限値を超えています。標準エラー出力
KFCA18143-E定義コマンドのオペランドは同時に省略できません。標準エラー出力