MCP障害(チャネル確立後,自システムで検出したMQプロトコル障害・ファーストメッセージ)の障害処理について,次の表に示します。
表7-22 MCP障害(チャネル確立後,自システムで検出したMQプロトコル障害・ファーストメッセージ)の障害処理
障害内容 | MQTの障害処理 | ユーザの処理 |
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- メッセージ長不正
- バッチサイズ不正
- セグメント番号不正
- その他
| - <16323-E>「不正データ受信」または<16324-E>「プロトコルエラー発生」
- メッセージの転送を中断します。
- 送信中のメッセージ※は破棄し,受信中のメッセージ※も破棄します。
- コネクションを強制解放します。
- チャネルを終了します(チャネル使用不可状態)。
| - 保守情報を取得してください。
- メッセージを再登録してください。
- mqtstachaコマンドを入力してください。
|
- (凡例)
- < >:出力されるメッセージログIDです。メッセージログIDには,先頭にKFCAが付きます。
- 「 」:メッセージログの内容です。
- 注※
- バッチ転送によって通常メッセージを同時に転送していた場合,送信中のメッセージは転送キューに戻り,受信中のメッセージは破棄されます。
- バッチ転送によって送信済みのファーストメッセージは,ロールバックされません。