コネクション障害(コーラ側・ファーストメッセージ)の障害処理について,次の表に示します。
表7-20 コネクション障害(コーラ側・ファーストメッセージ)の障害処理
障害内容 | MQTの障害処理 | ユーザの処理 |
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メッセージ転送時の障害 | - <16331-E>「TCPインタフェースエラー」
- メッセージの転送を中断します。
- 送信中のメッセージ※1は破棄し,受信中のメッセージ※1も破棄します。
- チャネル定義の確立再試行の指定によって,チャネル確立を再試行します。
- 再試行しない場合※2または再試行回数を超えた場合はチャネルを終了します(チャネル使用不可状態)。
| - 障害要因を取り除いてください。
- メッセージを再登録してください。
- 5.の場合はmqtstachaコマンドを入力してください。
|
- (凡例)
- < >:出力されるメッセージログIDです。メッセージログIDには,先頭にKFCAが付きます。
- 「 」:メッセージログの内容です。
- 注※1
- バッチ転送によって通常メッセージを同時に転送していた場合,送信中のメッセージは転送キューに戻り,受信中のメッセージは破棄されます。
- バッチ転送によって送信済みのファーストメッセージは,ロールバックされません。
- 注※2
- 非永続メッセージはすべて破棄されます。