コネクション障害(レスポンダ側)の障害処理について,次の表に示します。
表7-5 コネクション障害(レスポンダ側)の障害処理
障害内容 | MQTの障害処理 | ユーザの処理 |
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コネクション確立障害 | - <16331-E>「TCPインタフェースエラー」または<16332-W>「TCPインタフェースエラー処理続行」
- TCP/IPバッファ不足の場合だけ,ネットワークリクエスト機能を縮退します。
| 相手システムからの新しいチャネル開始要求を中止してください。 ネットワークリクエスト機能を使用する場合は,障害要因を取り除き,MQTサーバを再起動してください。 |
メッセージ転送時の障害 | - <16331-E>「TCPインタフェースエラー」
- メッセージの転送を中断します。
- 送信中のメッセージ※は転送キューに戻し,受信中のメッセージ※は破棄されます。
- チャネルを終了し,再度相手システムからのコネクション確立要求を待ちます(チャネル停止状態)。
| 障害要因を取り除いてください。 |
- (凡例)
- < >:出力されるメッセージログIDです。メッセージログIDには,先頭にKFCAが付きます。
- 「 」:メッセージログの内容です。
- 注※
- バッチ転送によって複数のメッセージを転送していた場合,そのバッチのすべてのメッセージが該当します。
- ファーストチャネルが転送する非永続メッセージが,転送キューから取り出されて相手システムに登録される前に,該当するバッチに障害が発生した場合,非永続メッセージは破棄されることがあります。