TP1/Message Queueでは,OpenTP1のシステム環境定義で指定する静的共用メモリと動的共用メモリの一部を使用します。さらに,システム環境定義で指定した共用メモリとは別に,MQAサービス専用共用メモリ(MQAサービス専用共用メモリの固定領域)をTP1/Message Queueの開始時に確保します。MQAサービス専用共用メモリの固定領域は,MQAサービス定義のmqaquegrp定義コマンドで指定されたキューファイルで使用する共用メモリのサイズ分を確保します。
また,TP1/Message Queueの開始時には,mqaaddコマンドでオンライン中にキューファイルを組み込む時のために,組み込むキューファイルが使用するMQAサービス専用共用メモリを,MQAサービス専用共用メモリの固定領域とは別の領域(MQAサービス専用共用メモリの拡張領域)に確保します。
確保したMQAサービス専用共用メモリは,TP1/Message Queueの終了時に解放されます。