7.2.5 MCP障害(チャネル確立後,相手システムで検出したMQプロトコル障害)

MCP障害(チャネル確立後,相手システムで検出したMQプロトコル障害)の障害処理について,次の表に示します。

表7-8 MCP障害(チャネル確立後,相手システムで検出したMQプロトコル障害)の障害処理

障害内容MQTの障害処理ユーザの処理
  • リモートキューマネジャ状態不正
  • セキュリティ不正
  • チャネル状態不正
  1. <16345-E>「エラーデータ受信」
  2. メッセージの転送を中断します。
  3. 送信中のメッセージは転送キューに戻し,受信中のメッセージは破棄されます。
  4. コネクションを強制解放します。
  5. コーラ側はチャネル定義のMCP障害再試行の指定によって,チャネル確立を再試行します。
  6. 再試行しない場合またはレスポンダ側ではチャネルを終了します(チャネル停止状態)。
  7. 再試行回数を超えた場合はチャネルを終了します(チャネル使用不可状態)。
相手システムの状態を確認し,mqtstachaコマンドを入力してください。
(凡例)
< >:出力されるメッセージログIDです。メッセージログIDには,先頭にKFCAが付きます。
「 」:メッセージログの内容です。
注※
バッチ転送によって複数のメッセージを転送していた場合,そのバッチのすべてのメッセージが該当します。
ファーストチャネルが転送する非永続メッセージが,転送キューから取り出されて相手システムに登録される前に,該当するバッチに障害が発生した場合,非永続メッセージは破棄されることがあります。