2.5.4 イニシエーションキュー監視

イニシエーションキューの監視方法には,次に示す方式があります。

<タイマ方式>
一定間隔でイニシエーションキューへのトリガメッセージの登録を確認し,チャネルを開始する方式です。
センダとサーバに,この方式を使用するにはTCP定義のmqttcp定義コマンドで次に示す項目を指定します。
  • イニシエーションキュー名(-iオプション)
  • イニシエーションキュー監視方式(-zオプションにtimeを指定)
  • イニシエーションキュー監視間隔(-vオプションitimオペランド)
タイマ方式は,TP1/Message Queue 05-10より前のバージョンとの互換のためにあります。新規にMQシステムを構築する場合は,イベント方式を使用することをお勧めします。
<イベント方式>
イニシエーションキューへのトリガメッセージの登録をイベント連絡によって検出し,チャネルを開始する方式です。
センダとサーバに,この方式を使用するにはTCP定義のmqttcp定義コマンドで次に示す項目を指定します。
  • イニシエーションキュー名(-iオプション)
  • イニシエーションキュー監視方式(-zオプションにeventを指定)