障害内容 | MQTの障害処理 | ユーザの処理 |
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転送キューのメッセージ不正(チャネルの転送サイズオーバ含む) | - <16334-E>「メッセージ異常検出」
- デッドレターキューがある場合:送信中のメッセージを登録し,送信処理を続行します。
- デッドレターキューがない場合(コーラ側):
(a)送信中のメッセージ※1を転送キューに戻し,コネクションを強制解放してチャネルを終了します。 (b)チャネル定義のMCP障害再試行の指定によって,チャネル確立を再試行します。 (c)再試行しないとき※2,または再試行回数を超えたときはチャネルを終了します(チャネル使用不可状態)。
- デッドレターキューがない場合(レスポンダ側):送信中のメッセージ※2を転送キューに戻し,コネクションを強制解放してチャネルを終了します(チャネル使用不可状態)。
| 2.の場合は,メッセージを登録したアプリケーションを起動してください。 3.の(c)または4.の場合は,転送キューから該当するメッセージを取り除き,メッセージを登録したアプリケーションを起動したあと,mqtstachaコマンドを入力してください。 |
メッセージ取り出し障害 | - <16333-E>「キューファイル障害発生」
- メッセージ※1の送信を中断します。
- コネクションを強制解放します。
- コーラ側:
(a)チャネル定義のMCP障害再試行の指定によって,再試行します。 (b)再試行しない場合※2,または再試行回数を超えた場合はチャネルを終了します(チャネル使用不可状態)。
- レスポンダ側:チャネルを終了します(チャネル使用不可状態)。
| 障害要因を取り除いたあと,4.の(b)の場合は,mqtstachaコマンドを入力してください。 |
メッセージシーケンス番号不一致 | - <16343-E>「シーケンス番号不一致」
- メッセージの送信を中断します。
- 送信中のメッセージ※1は転送キューに戻されます。
- コーラ側:
(a)チャネルを終了します。 (b)チャネル定義のMCP障害再試行の指定によって,チャネル確立を再試行します。 (c)再試行しない場合※2,または再試行回数を超えた場合はチャネルを終了します(チャネル使用不可状態)。
- レスポンダ側:チャネルを終了し,再度相手システムからのコネクション確立要求を待ちます(チャネル停止状態)。
| mqtrstchaコマンドを入力し,番号を一致させてください。4.の(c)の場合は,mqtstachaコマンドを入力してください。 |
相手デッドレターキューにメッセージが登録された | - <16335-W>「デッドレターキューに登録された」
- メッセージの送信を続行します。
| 相手システムのデッドレターキューのメッセージを取り出し,原因を調査してください。 |
転送キュー重複使用 | - <16315-E>「キューが他サーバで使用中」
- メッセージ※1の送信を中断します。
- コネクションを強制解放します。
- コーラ側:
(a)チャネル定義のMCP障害再試行の指定によって,チャネル確立を再試行します。 (b)再試行しない場合※2,または再試行回数を超えた場合はチャネルを終了します(チャネル使用不可状態)。
- レスポンダ側:チャネルを終了します(チャネル使用不可状態)。
| 自システム内のシステムサーバで該当キューが重複使用されていないか確認し,構成を変更してください。 |