リポジトリ管理機能の共用メモリの見積もりを次の表に示します。MQAサービス定義のmqa_mqr_confオペランドにYを設定した場合は,表A-1で計算した値に,次の表で計算した値を加えてください。
表A-2 リポジトリ管理機能の共用メモリの見積もり
領域 | メモリ所要量 (単位:バイト) |
---|
静的共用メモリ | 804 |
動的共用メモリ | ((↑(27264×↑(D+E)/10↑)/512↑)
+(↑(27264×↑A/10↑)/512↑)
+(↑(7424×↑F/10↑)/512↑)
+(↑(7424×↑G/10↑)/512↑)
+(↑(6144×↑(H+ΣSi=1M)/10↑)/512↑)
+ΣSi=1(↑(6144×↑(K×2+T)/10↑)/512↑)
+ΣSi=1(↑(6144×↑J/10↑)/512↑)
+(↑(1664×↑K/10↑)/512↑)
+(↑(1664×↑J/10↑)/512↑)
+ΣSi=1(↑(1664×↑M/10↑)/512↑)※1
+(↑(384×↑L/5↑)/512↑)
+(↑(96+N)/512↑)
+(↑(64+64×O)/512↑)
+(↑P/512↑)+(5+4×U))×512
+1024×S+80384×(1+U) |
- (説明)
- 静的共用メモリ
- OpenTP1のシステムサーバとそのシステムサーバが使用する静的共用メモリのサイズに加算して,その合計値をシステム環境定義のstatic_shmpool_sizeオペランドに指定してください。
- 動的共用メモリ
- OpenTP1のシステムサーバとそのシステムサーバが使用する動的共用メモリの最大使用時のサイズに加算して,その合計値をシステム環境定義のdynamic_shmpool_sizeオペランドに指定してください。
- (凡例)
- ↑↑:小数点以下を切り上げます。↑↑で計算した結果が0になる場合は,1として計算してください。
- A:クラスタ内にあるリモートのクラスタレシーバチャネル数(90日以内に削除されたチャネル数を含みます)※2
- D:事前定義クラスタセンダチャネル数(90日以内に削除されたチャネル数を含みます)
- E:事前定義クラスタレシーバチャネル数(90日以内に削除されたチャネル数を含みます)
- F:クラスタ内にあるリモートのクラスタキュー数(90日以内に削除されたキュー数を含みます)※2
- G:ローカルのクラスタキュー数(90日以内に削除されたキュー数を含みます)
- H:参加するフルリポジトリマネジャ数(フルリポジトリ数が1の場合は1,フルリポジトリ数が2以上の場合は2)複数のクラスタに参加する場合はクラスタごとに算出した総和。
- J:クラスタキュー名の数(ローカルおよびリモートを合わせてクラスタ内で重複する名前は数えません)。アプリケーションで,クラスタ内にないキュー名を,キューマネジャ名を指定しないでMQOPEN命令で指定した場合のキュー名の数も加えてください。
- K:リモートのキューマネジャ名の数
- L:同時走行クラスタアクセスプロセス数
- M:クラスタ内にあるフルリポジトリマネジャ数
- N:トレースファイルの最大長(リポジトリ管理サーバのユーザサービス定義ファイルのDCMQA_TRACE_MAX_LENオペランドの指定値)
- O:クラスセンダプロセスのmqamqtnam定義コマンドのMCA数
- P:O>=Aの場合,P=0
- O<Aの場合,P=384×↑(O-A)/5↑
- S:参加するクラスタ数
- T:30日以内に削除されたリモートのキューマネジャ数※1
- U:mqrsppサービス定義のparallel_countオペランドの最大プロセス数
- 注※1
- 複数のクラスタに参加する場合はクラスタごとに算出した総和を示します。
- 注※2
- キューマネジャを再作成(リポジトリキューを再作成)した場合,再作成前のチャネル,キューマネジャ,キュー情報は再作成後の情報とは別にカウントしてください。