MCP障害(チャネル確立後,相手システムで検出したMQプロトコル障害)の障害処理について,次の表に示します。
表7-8 MCP障害(チャネル確立後,相手システムで検出したMQプロトコル障害)の障害処理
障害内容 | MQTの障害処理 | ユーザの処理 |
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- リモートキューマネジャ状態不正
- セキュリティ不正
- チャネル状態不正
| - <16345-E>「エラーデータ受信」
- メッセージの転送を中断します。
- 送信中のメッセージ※は転送キューに戻し,受信中のメッセージ※は破棄されます。
- コネクションを強制解放します。
- コーラ側はチャネル定義のMCP障害再試行の指定によって,チャネル確立を再試行します。
- 再試行しない場合またはレスポンダ側ではチャネルを終了します(チャネル停止状態)。
- 再試行回数を超えた場合はチャネルを終了します(チャネル使用不可状態)。
| 相手システムの状態を確認し,mqtstachaコマンドを入力してください。 |
- (凡例)
- < >:出力されるメッセージログIDです。メッセージログIDには,先頭にKFCAが付きます。
- 「 」:メッセージログの内容です。
- 注※
- バッチ転送によって複数のメッセージを転送していた場合,そのバッチのすべてのメッセージが該当します。
- ファーストチャネルが転送する非永続メッセージが,転送キューから取り出されて相手システムに登録される前に,該当するバッチに障害が発生した場合,非永続メッセージは破棄されることがあります。