MQTメイン関数とUOCをコンパイルし,OpenTP1およびTP1/Message Queueで提供する各種ライブラリを結合して,UOCを含むMQT実行形式プログラムを作成します。UNIXを使用する場合のMQT実行形式ファイルの作成方法,および作成時の注意事項について,次に示します。
なお,ここでは,C言語で作成したUOCオブジェクトファイルおよびMQTメイン関数オブジェクトファイルからMQT実行形式ファイルを作成する方法を示します。C言語の形式(ANSI形式,K&R形式),C++言語で作成する場合,コンパイラの種類によってはコマンドオプションが異なりますので,詳細はコンパイラのマニュアルを参照してください。
cc -c※1 -I$DCDIR※2/include MQTメイン関数ソースファイル名
cc -c※1 -I$DCDIR※2/include UOCソースファイル名
mqtpltcp -A -o 実行形式プログラム名※3
-m MQTメイン関数オブジェクトファイル名
〔-i UOCオブジェクトファイル名1 -i UOCオブジェクトファイル名2 …〕
〔-l ユーザ固有ライブラリ〕 〔-P〕※4 〔-Q〕※4
OS | 言語仕様と想定するリンケージコマンド | |
---|---|---|
C言語の場合 | C++言語の場合 | |
AIX | xlc | xlC |
HP-UX | cc | CC,aCC |
Linux | gcc | gcc |
OS | オプション指定時に実行するリンケージコマンド | ||
---|---|---|---|
-P指定の場合 | -Q指定の場合 | -P,-Q指定の場合 | |
AIX | xlC | xlc | xlc |
HP-UX | CC | aCC | cc |
Linux | gcc | gcc | gcc |