OpenTP1 メッセージキューイング機能 TP1/Message Queue 使用の手引
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MCP障害(チャネル確立時の障害)の障害処理について,次の表に示します。
表7-6 MCP障害(チャネル確立時の障害)の障害処理
| 障害内容 |
MQTの障害処理 |
ユーザの処理 |
- チャネルタイプ対応不可
- 最大メッセージシーケンス番号不一致
- 同一チャネル名未定義
- ネゴシエーション不可能
- その他
|
- <16341-E>「開始要求拒否」(コーラ側だけで出力)
- チャネル定義のMCP障害再試行の指定によって,チャネル確立を再試行します。
- 再試行しない場合※,または再試行回数を超えた場合はチャネルを終了します(チャネル使用不可状態)。
|
3.の場合は,チャネル定義を見直して,相手システムの属性と一致させたあと,mqtstachaコマンドを入力してください。 |
- 相手キューマネジャ終了中/未起動
- 相手システムでチャネル使用不可状態
- その他
|
- <16341-E>「開始要求拒否」(コーラ側だけで出力)
- チャネル定義のMCP障害再試行の指定によって,チャネル確立を再試行します。
- 再試行しない場合はチャネルを終了します(チャネル停止状態)。
- 再試行回数を超えた場合はチャネルを終了します(チャネル使用不可状態)。
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3.または4.の場合は,相手システムでチャネル状態を確認しmqtstachaコマンドを入力してください。 |
- チャネル状態不一致(相手からの開始要求を受信したが,チャネルは動作している)
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- <16317-E>「チャネル状態不一致発生」または<16354-W>「チャネル状態不一致発生開始要求受入」(レスポンダ側だけで出力)
- チャネル定義の強制確立確認条件の指定によって,強制接続します。
- 強制接続しない場合または強制接続条件を満たさない場合は,動作中のチャネルは処理を続行し,チャネル開始要求は拒否します。
|
なし。 |
- (凡例)
- < >:出力されるメッセージログIDです。メッセージログIDには,先頭にKFCAが付きます。
- 「 」:メッセージログの内容です。
- 注※
- クラスタチャネルの場合は,チャネル状態は「チャネル停止」になります。
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