TP1/NET/X25-Extendedは,OpenTP1プロセスサービスによって起動されます。
TP1/NET/X25-Extendedを起動するには,ユーザがMCFメイン関数をコーディングし,コンパイル,およびリンケージを行ってTP1/NET/X25-Extendedの実行形式プログラムを作成する必要があります。リンケージには,mcfplx25exコマンドを使用します。
MCFメイン関数では,スタート関数(dc_mcf_svstart)を呼び出します。UOCを使用する場合は,MCFメイン関数でUOC関数アドレスを指定してください。
UOCは,MCFメイン関数と同じ言語(ANSI C,C++またはK&R版 C)で作成してください。
MCFメイン関数のコーディング概要を図7-1,図7-2に示します。また,ディレクトリへの組み込み方法を図7-3に示します。
なお,これらのコーディング例は,次のファイルで提供されています。
図7-1 MCFメイン関数のコーディング概要(ANSI C,C++の場合)
図7-2 MCFメイン関数のコーディング概要(K&R版Cの場合)
dcmcf_uoctbl.msgrcv /*入力メッセージ編集UOCアドレス*/
dcmcf_uoctbl.msgsend /*出力メッセージ編集UOCアドレス*/
図7-3 MCFメイン関数のディレクトリへの組み込み方法