TP1/NET/X25-Extended固有のシステム定義の種類

OpenTP1のネットワークコミュニケーション定義のうち,TP1/NET/X25-Extendedに固有の定義の一覧を次の表に示します。

表5-2 TP1/NET/X25-Extendedに固有の定義の一覧

定義名コマンドオプション・
オペランド
定義内容指定値((値範囲))
《省略時解釈値》
MCF通信構成定義共通定義プロトコル共通のコマンドだけで指定できます。共通のコマンドについては,マニュアル「OpenTP1 システム定義」を参照してください。
プロトコル固有定義mcftgrpcn(コネクショングループ定義の開始)
指定数:1~512
-gコネクショングループ名1~8文字の識別子
mcftalcle(論理端末定義)
指定数:mcftgrpcnと同数
-l論理端末名称1~8文字の識別子
-t論理端末タイプany
-mmmsgcntメモリ出力メッセージ最大格納数符号なし整数
((0~65535))《0》
dmsgcntディスク出力メッセージ最大格納数符号なし整数
((0~65535))《0》
-kquekind出力キューの媒体の種別《memory》|disk
quegrpidキューグループID1~8文字の識別子
-oaj送信完了時の情報を取得するかどうか《yes》|no
-vメッセージ受信時に起動するアプリケーション名1~8文字の識別子
mcftalccn(コネクション定義)
指定数:1~512
-cコネクションID1~8文字の識別子
-pプロトコルの種別x25ex
-gsndbuf送信用バッファグループ番号符号なし整数
((1~512))
rcvbuf受信用バッファグループ番号符号なし整数
((1~512))
-emsgbuf編集用バッファグループ番号符号なし整数
((1~512))
-iシステム開始時および再開始時にコネクションを自動的に確立するかどうかauto|《manual》
-zvslot仮想スロット番号符号なし整数
((1~1000))
-bbretryコネクション確立時に障害が発生した場合にコネクション確立再試行をするかどうか《yes》|no
bretrycntコネクションの確立再試行回数符号なし整数(単位:回)
((0~65535))《0》
bretryintコネクションの確立再試行間隔符号なし整数(単位:秒)
((0~2550))《60》
-t発呼か着呼かint|《rsp》
-qsnpa相手SNPAアドレス1~30けたの数字
-fkindMCFイベントの種類cerr|《ccls》
mcftgrped(コネクショングループ定義の終了)
指定数:mcftgrpcnと同数
コネクショングループ定義の終了
(凡例)
-:該当する内容がないことを表します。

定義の指定順序

TP1/NET/X25-Extendedのプロトコル固有定義コマンドの指定順序を次の図に示します。

図5-1 TP1/NET/X25-Extendedのプロトコル固有定義コマンドの指定順序

[図データ]

注※ コネクション定義は,一つの繰り返し単位の中に複数指定できます。