RECEIVE - メッセージの受信(データ操作言語)
形式
DATA DIVISION(通信記述項)の指定
CD 通信記述名
FOR INPUT
〔STATUS KEY IS データ名1〕
〔SYMBOLIC TERMINAL IS データ名2〕
〔MESSAGE DATE IS データ名3〕
〔MESSAGE TIME IS データ名4〕.
PROCEDURE DIVISION(通信文)の指定
機能
次に示すCALLインタフェースの機能を実現します。
通信記述項に設定する項目
●FOR句
次の値を指定します。
●STATUS KEY句
ステータスコードを受け取りたい場合に指定します。省略した場合は,ステータスコードを受け取りません。
●SYMBOLIC TERMINAL句
入力元の論理端末名称を参照するデータ項目を指定します。
●MESSAGE DATE句
メッセージを受信した日付を参照するデータ項目を指定します。「YYMMDD」(YY:西暦の下2けた MM:月 DD:日)の形式で参照できます。
●MESSAGE TIME句
メッセージを受信した時刻を参照するデータ項目を指定します。「HHMMSS00」(HH:時 MM:分 SS:秒 00は固定)の形式で参照できます。
通信文に指定する項目
●FIRST
先頭セグメントを受信する場合に指定します。
●一意名1
セグメントを受信するデータ項目を指定します。一意名1の形式を次に示します。
ステータスコード
ステータスコード | 意味 |
---|---|
00000 | 正常に終了しました。 |
71000 | 先頭セグメントを受信するRECEIVE文を2回以上実行しています。中間セグメントまたは最終セグメントを受信する場合は,FIRSTを指定しないでRECEIVE文を実行してください。 |
71001 | メッセージの最終セグメントを受信したあとで,次のセグメントを受信するRECEIVE文を実行しています。以前に実行したRECEIVE文でそのメッセージはすべて受信しました。 このステータスコードが返されたあとに,再びRECEIVE文を実行した場合は,ステータスコード72000が返されます。 |
71002 | メッセージキューからの入力処理中に障害が発生しました。 |
メッセージキューが閉塞されています。 | |
メッセージキューが割り当てられていません。 | |
MCFが終了処理中のため,メッセージの受信を受け付けられません。 | |
71108 | メッセージ受信に必要な管理テーブルが確保できませんでした。 |
プロセスのローカルメモリが不足しています。 | |
72000 | 〈MHPの実行でリターンした場合〉
|
〈SPPの実行でリターンした場合〉 SPPではRECEIVE文を実行できません。 | |
72001 | SYMBOLIC TERMINAL 句に設定した論理端末名称が間違っています。 |
RECEIVE文を実行できない論理端末を設定しています。 | |
72013 | 一意名1のLの指定値を超えるセグメントを受信しました。一意名1のLの指定値を超えた部分は切り捨てられました。 |
32763バイトを超えるセグメントを受信しました。32763バイトを超えた部分は切り捨てられました。 | |
72020 | SYNCHRONOUS MODE 句に設定した値が間違っています。 |
72024 | FOR 句に設定した値が間違っています。 |
72036 | 一意名1のLの指定値が不足しています。5バイト以上の領域を確保してください。 |
上記以外 | プログラムの破壊などによる,予期しないエラーが発生しました。 |