コネクションが切断された場合,端末起動型のシステムでは,運用コマンド(mcftactcn)を入力してコネクションを再確立します。ホスト起動型のシステムでは,自動的に相手システムからのコネクション確立を待ちます。自システムで管理している通信機器に障害が発生した場合も,同様にコネクション障害として処理します。
メッセージ送受信時にコネクション障害が発生した場合,メッセージは破棄されます。
コネクションの処理中に,障害の発生する個所の区分を次の図に示します。また,障害発生個所によるSLU - TypeP2の障害処理について表8-9に示します。
図8-1 コネクション障害
表8-9 コネクション障害の処理
障害発生個所 | 内容 | メッセージログの出力内容 | SLU - TypeP2の処理 |
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1. | コネクション確立時のリトライオーバ(下位層の障害,またはタイムアウトによるリトライ) | コネクション障害 |
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2. | 入力キュー書き込みエラー(COPNEVT) | メッセージ入力障害 |
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3. | コネクション確立後のコネクション障害 | コネクション障害 |
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4. | コネクション解放中のコネクション障害 | コネクション障害 |
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5. | 入力キュー書き込みエラー(CCLSEVT) | メッセージ入力障害 |
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