UOC作成上の注意事項を次に示します。
UOCで使用するローカル変数のサイズの合計は,各UOCで1024バイト以内になるよう作成してください。また,UOCの中で関数の再帰呼び出しはしないでください。
UOCを作成する場合,UOCでは次に示す関数だけが使用できます。ほかの関数を使用した場合,正常に動作しないことがあるためご注意ください。
SLU - TypeP2のUOCで異常を検知した場合,MCFの所定のリターンコードを使用して,MCFに異常の発生を通知してください。UOCでプロセス終了となるシグナルまたはabort()を発行すると,MCFが異常終了します。
MCFが起動するUOCの実行タイミングは,OpenTP1システムおよびUAPの開始,終了シーケンスと同期しない場合があります。したがって,UAPより先にUOCが実行されたり,UAPがすべて終了してからUOCが呼び出されたりしてもよいように作成してください。
UOCでユーザセグメントを参照または設定する場合,ユーザセグメントの先頭アドレスがバウンダリ調整されていないことを確認してください。ユーザセグメントの参照・設定方法によっては,バウンダリアクセス例外が発生する場合があります。必要に応じて,メモリ操作関数(memcpy,memsetなど)を使用してください。