SLU - TypeP2とUAPとの間では,メッセージをセグメントと呼ばれる単位に分割して扱います。一つの業務で処理するメッセージを論理メッセージといいます。論理メッセージは,一つまたは複数のセグメントで構成されます。
UAPで送受信命令を発行すると,一つのセグメントを受信または送信します。論理メッセージが複数のセグメントで構成される場合,セグメントの数だけ送受信命令を発行してください。
セグメントと論理メッセージの関係を次の図に示します。
図2-10 セグメントと論理メッセージ
また,メッセージ送受信の関数で処理するセグメントの先頭には,MCFで使用するヘッダ領域があります。このヘッダ領域の長さによって,バッファ形式1とバッファ形式2があります。通常,バッファ形式1を使用します。
メッセージの形式,パラメタの詳細,データ名などについては,「3. メッセージ送受信インタフェース」を参照してください。