SLU - TypeP2は,OpenTP1プロセスサービスによって起動されます。
SLU - TypeP2を起動するためには,ユーザがMCFメイン関数をコーディングし,コンパイル,およびリンケージを行ってSLU - TypeP2の実行形式プログラムを作成する必要があります。リンケージには,mcfplslup2コマンドを使用します。
MCFメイン関数からは,スタート関数(dc_mcf_svstart)を呼び出します。UOCを使用する場合は,MCFメイン関数でUOCの関数アドレスを指定してください。UOCは,MCFメイン関数と同じ言語(ANSI C,C++またはK&R版 C)で作成してください。
MCFメイン関数のコーディング概要を図7-1と図7-2に示します。また,ディレクトリへの組み込み方法を図7-3に示します。なお,これらのコーディング例を次のファイルで提供しています。
図7-1 MCFメイン関数のコーディング概要(ANSI C,C++の場合)
図7-2 MCFメイン関数のコーディング概要(K&R版Cの場合)
dcmcf_uoctbl.msgrcv /*入力メッセージ編集UOCアドレス*/
dcmcf_uoctbl.msgsend /*出力メッセージ編集UOCアドレス*/
図7-3 MCFメイン関数のディレクトリへの組み込み方法の概要