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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 プロトコル TP1/NET/OSAS-NIF編


2.5.1 メッセージ再送機能

仕掛り中メッセージの再送は,中断要因,キュー種別および論理端末の端末タイプによって異なります。

障害回復後の仕掛り中メッセージの再送を次の表に示します。

表2‒6 仕掛り中メッセージの再送

端末タイプ

中断要因

コネクション障害,オンライン停止,タイムアウト,NIF-REJECT送信/受信

受信拒否受信

論理端末障害

左記以外

mcftdctle入力

バッファ不足

キュー種別

キュー種別

キュー種別

キュー種別

ディスク

メモリ

ディスク

メモリ

ディスク

メモリ

ディスク

メモリ

request型

×

×

×

×

×

request型

(同期型)

×

×

×

×

×

×

×

×

×

reply型

×

×

×

※1

※1

※2

×

×

send型

×

×

×

×

×

(凡例)

○:再送します。

×:再送しません。

△:相手システムに依存します。

−:該当しません。

注※1

送信を完了してから論理端末を閉塞するため,再送は該当しません。

注※2

コネクションを解放するため,コネクション再確立後に再送されます。

ただし,次に示す場合は,メッセージの再送はしません。

次に,TP1/NET/OSAS-NIFによる再送と,RESEND要求による再送との違いを示します。