8.2.3 分岐送信形態の障害

一方送信メッセージ送信時の障害発生個所を次の図に示します。また,一方送信メッセージ送信時の障害の処理を表8-7に示します。該当する数字を参照してください。

図8-5 一方送信メッセージ送信時の障害発生個所

[図データ]

表8-7 一方送信メッセージ送信時の障害の処理

発生個所内容TP1/NET/OSAS-NIFの処理送信メッセージの扱いUAPでできる処理
1.出力メッセージ編集UOC障害
  • メッセージログを出力します。
  • CERREVTを起動します。
  • 論理端末を閉塞します。
破棄
出力キュー障害同上破棄
バッファ取得障害同上保留
2.コネクション障害
  • メッセージログを出力します。
  • CERREVTを起動します。
  • コネクションを解放します。
保留CERREVT処理
mcftdctle入力
  • メッセージログを出力します。
  • 相手システムへ送信中断を送信します。
  • CERREVTを起動します。
  • 論理端末を閉塞します。
保留CERREVT処理
受信拒否受信同上保留CERREVT処理
t3タイムアウト発生
  • メッセージログを出力します。
  • CERREVTを起動します。
  • 論理端末を閉塞します。
保留CERREVT処理
NIF-REJECT受信同上保留CERREVT処理
3.メッセージ送信完了障害
  • メッセージログを出力します。
  • CERREVTを起動します。
  • 論理端末を閉塞します。
CERREVT処理
(凡例)
-:該当しません。