4.2.2 MCFイベント通知時のセグメント構成

MCFイベントをMHPに通知する場合,先頭セグメントにMCFイベント情報を設定します。エラーイベント(ERREVTn),および迂回不可メッセージ廃棄通知イベント(MDELEVT)の場合は,第2セグメント以降に処理できなかったメッセージセグメントを最終セグメントまで設定します。

MCFイベント通知時のセグメント構成を次の図に示します。

図4-4 MCFイベント通知時のセグメント構成

[図データ]

MCFイベントは,作成したUAPがC言語の場合とCOBOL言語の場合で,UAPへ渡されるデータ形式が異なります。それぞれの言語の場合について,次に示します。

COBOL言語を使用したエラーイベント(ERREVTn)および迂回不可メッセージ破棄通知イベント(MDELEVT)の場合は,バッファ形式1とバッファ形式2とで先頭の内容が異なります。このため,それ以降の項目の位置にずれがあります。「4.2.4 MCFイベント情報の形式(COBOL言語)」のエラーイベント(ERREVTn)および迂回不可メッセージ破棄通知イベント(MDELEVT)の表では,バッファ形式別に位置(バイト)を分けて説明しています。

なお,ERREVT4についてはマニュアル「OpenTP1 プログラム作成リファレンス」の該当する言語編を参照してください。