相手ターミナルIDリスト定義-HSC2手順(同期モード)

相手ターミナルIDリスト定義ユティリティでは,発信用および着信用相手ターミナルIDリストの定義オブジェクトファイルを作成します。このユティリティは,HSC2手順(同期モード)の場合にだけ使用できます。

形式

発信用相手ターミナルIDリスト定義ユティリティの場合

mcfhs2snd 〔パス名〕入力ファイル名

着信用相手ターミナルIDリスト定義ユティリティの場合

mcfhs2rcv 〔パス名〕入力ファイル名

機能

発信用および着信用相手ターミナルIDリスト定義で指定した内容を,このユティリティを使用して,発信用および着信用相手ターミナルIDリストファイルを作成します。このユティリティで作成されるファイルは,出力ファイル定義(mcftstf -o)で指定した出力オブジェクトファイル名が付きます。

出力ファイル定義で指定する出力オブジェクトファイル名は,次に示すファイル名称と同じにしてください。

【発信用の場合】
MCF通信構成定義(mcftalccn -o)のslistオペランドで指定した発信用相手ターミナルIDリストファイル名称
【着信用の場合】
MCF通信構成定義mcftalccn -o)のrlistオペランドで指定した着信用相手ターミナルIDリストファイル名称

作成されたファイルは,ID交換をすることを指定した場合,相手システムとのコネクション確立時に読み込まれます。

1回のユティリティの起動で作成できる出力オブジェクトファイルの数は,最大512個です。

オプション

●〔パス名〕入力ファイル名  ~〈パス名〉〈1~8文字の識別子〉

定義ソースが格納されているファイル名を指定します。

入力ファイル名は複数指定できます。