TP1/NET/HSCはHSC1手順のオプション機能のうち,次の表に示す範囲をサポートします。
表2-5 HSC1手順の機能とTP1/NET/HSCの扱い
HSC1手順の機能 | 使用の可否 | TP1/NET/HSCの扱い |
---|---|---|
ブロック転送 | ○ |
|
列信 | ○ | 送信,受信の両方をサポートします。 (列信の送信は,一般の一方送信メッセージだけを対象とします) |
逆中断(RVI) | ○ | 送信,受信の両方をサポートします。 (逆中断の送信は,相手システムからのメッセージを受信中に,ETXを受信したあと,優先の一方送信メッセージを送信する場合に行います。一般の一方送信メッセージの送信では,逆中断は行いません) |
一時送信延期(TTD) | ○ | 送信,受信の両方をサポートします。 送信の場合は,MCF通信構成定義(mcftalccn -B)でサポートするかどうかを指定できます。 |
一時受信抑止(WACK) | ○ | |
通常テキスト | ○ | 送信,受信の両方をサポートします。 |
ヘッダ付きテキスト | ○ | |
透過モードテキスト | ○ | |
ヘッダ付き透過モードテキスト | ○ | |
コンテンション制御 | ○ | MCF通信構成定義(mcftalccn -y)で優先局,非優先局を指定できます。 |
制御付き会話 | × | サポートしません。 |