MCF定義オブジェクトの生成

MCF定義オブジェクト生成ユティリティでは,MCFの定義ファイルの構文のチェックと定義オブジェクトファイルへの変換をします。

HSC2手順(同期モード)でIDを交換する場合,相手ターミナルIDリスト定義ユティリティを使用してファイルを作成する必要があります。

ここでは,MCF定義オブジェクト生成ユティリティの起動コマンドについて説明します。

形式

HSC1手順の場合

mcfhsc1 -i 〔パス名〕入力ファイル名
       -o 〔パス名〕出力オブジェクトファイル名

HSC2手順の場合

mcfhsc2 -i 〔パス名〕入力ファイル名
       -o 〔パス名〕出力オブジェクトファイル名

機能

MCF通信構成定義のTP1/NET/HSCのプロトコル固有定義ファイルの構文をチェックし,定義オブジェクトファイルを作成します。

ただし,開始から再開始の間に定義オブジェクトファイルを変更してはいけません。変更した場合,再開始時に正常に動作しないことがありますのでご注意ください。

TP1/NET/HSCのプロトコル固有定義オブジェクトファイル以外の生成ユティリティについては,マニュアル「OpenTP1 システム定義」を参照してください。

オプション

●-i 〔パス名〕入力ファイル名  ~〈パス名〉〈1~8文字の識別子〉

定義ソースが格納されているファイル名を指定します。

●-o 〔パス名〕出力オブジェクトファイル名  ~〈パス名〉〈1~8文字の英数字〉

定義オブジェクトを格納するファイル名を指定します。