自システムの通信管理プログラムと関連づける内容

TP1/NET/HSCを使用してAP間通信をする場合,TP1/NET/HSCのシステム定義と自システム内の通信管理(XNF/AS)の定義とを関連づける必要があります。

自システムの通信管理との定義の関係(HSC1手順)

TP1/NET/HSCのHSC1手順を使用する場合の,自システムの通信管理(XNF/AS)との定義の関係を説明します。

TP1/NET/HSCの定義では,XNF/AS構成定義と同じ回線名称を指定します。指定の方法は,TP1/NET/HSCのMCF通信構成定義(mcftalccn -k)で指定する回線名称と,XNF/ASのベーシック回線定義文(basicline name)で指定する回線名称を同じにします。XNF/AS構成定義については,マニュアル「通信管理 XNF/AS 構成定義編」を参照してください。

通信管理XNF/ASを使用したHSC1手順のTP1/NET/HSCのシステム構成例を次の図に示します。

図6-4 TP1/NET/HSCのシステム構成例(HSC1手順)

[図データ]

自システムの通信管理との定義の関係(HSC2手順(非同期モード))

TP1/NET/HSCのHSC2手順(非同期モード)を使用する場合の,自システムの通信管理(XNF/AS)との定義の関係を説明します。

TP1/NET/HSCの定義では,XNF/AS構成定義と同じ回線名称を指定します。指定の方法は,TP1/NET/HSCのMCF通信構成定義(mcftalccn -k)で指定する回線名称と,XNF/ASのベーシック回線定義文(basicline name)で指定する回線名称を同じにします。XNF/AS構成定義については,マニュアル「通信管理 XNF/AS 構成定義編」を参照してください。

通信管理XNF/ASを使用したHSC2手順(非同期モード)のTP1/NET/HSCのシステム構成例を次の図に示します。

図6-5 TP1/NET/HSCのシステム構成例(HSC2手順(非同期モード))

[図データ]

自システムの通信管理との定義の関係(HSC2手順(同期モード))

TP1/NET/HSCのHSC2手順(同期モード)を使用する場合の,自システムの通信管理(XNF/AS)との定義の関係を説明します。

TP1/NET/HSCの定義では,XNF/AS構成定義と同じ回線名称を指定します。指定の方法は,TP1/NET/HSCのMCF通信構成定義(mcftalccn -k)で指定する回線名称と,XNF/ASのベーシック回線定義文(basicline name)で指定する回線名称を同じにします。XNF/AS構成定義については,マニュアル「通信管理 XNF/AS 構成定義編」を参照してください。

通信管理XNF/ASを使用したHSC2手順(同期モード)のTP1/NET/HSCのシステム構成例を次の図に示します。

図6-6 TP1/NET/HSCのシステム構成例(HSC2手順(同期モード))

[図データ]