分散トランザクション処理機能 OpenTP1 プロトコル TP1/NET/HSC編

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付録D 関数使用の制限(HSC2手順(同期モード))

HSC2手順(同期モード)の場合,ある関数のテキスト形態とリターン値によって,その次に呼び出せる関数の制限について,次の表に示します。

表D-1 関数使用の制限

関数名 リターン値 次の関数名
recvsync sendsync send
1,3 2,4 5 6 7
sendsync 1,3 DCMCFRTN_00000 × ×
2,4   × ×
5 × ×
6 × × × × ×
1,2,3,4, DCMCFRTN_73003 × × × ×
1,2,3,4 DCMCFRTN_77901 × ×
5 DCMCFRTN_77902 × ×
1,2,3,4, DCMCFRTN_77903 ※2 ※2 × ×
recvsync 1,31 DCMCFRTN_00000 × × × ×
51 × ×
61 × × × × ×
DCMCFRTN_77900 × × × × ×
receive 8 DCMCFRTN_00000 × ×
9 × × × ×

(凡例)
○:呼び出しができます。
×:呼び出しができません。
−:ありません。
 
1から9はテキスト形態です。
1:通常テキストの送信または受信をします。
2:通常テキスト送信後,EOT送信をします。
3:透過モードテキストの送信または受信をします。
4:透過モードテキスト送信後,EOT送信をします。
5:EOT送信または受信をします。
6:DLE・EOTの送信または受信をします。
7:回線接続要求をします。
8:発信による回線接続をします。
9:着信による回線接続をします。

注※1
recvsync関数がリターン値DCMCFRTN_00000で終了したときに通知されるテキスト形態です。

注※2
sendsync関数を呼び出せますが,リターン値DCMCFRTN_73003で終了する場合があるので,注意してください。