TP1/NET/X25は,通信管理が管理している通信機器に障害が発生した場合,コネクション障害として処理をします。TP1/NET/X25によって自動回復できない場合,障害の原因を取り除いたあと,運用コマンド(mcftactcn)を入力し,コネクションの再確立をしてください。
また,メッセージ送受信中にコネクション障害が発生した場合,コネクションは切断されます。コネクションが切断されると,送受信中のメッセージは消去される場合があります。したがって,メッセージは通番などで管理するようにしてください。
コネクション障害の例を次の図に示します。
図10-1 コネクション障害(VC)