2.1.2 コネクションと論理端末の関係

TP1/NET/X25は,論理端末(LE)を通して,自システムのUAPとメッセージを送受信します。論理端末は,TP1/NET/X25とUAPの通信接点に当たります。これに対してコネクションとは,TP1/NET/X25が通信管理を通して,相手システムのUAPとメッセージを送受信するときに確立するものです。コネクションと論理端末の指定を対応させると,自システムとの論理的通信路が確立でき,AP間通信ができるようになります。コネクションと論理端末は,システム定義時に対応させます。

システム定義では,コネクション一つに対し,論理端末を一つ指定します。