TP1/NET/UDPを使用したAP間通信の形態には,以下の七つがあります。
- 不特定の相手に対する同期送信
ブロードキャストメッセージを同期送信することで実現します。
- 特定の一つの相手に対する同期送信
ユニキャストメッセージを同期送信することで実現します。
- 特定の複数の相手に対する同期送信
マルチキャストメッセージを同期送信することで実現します。
- 不特定の相手に対する一方送信
ブロードキャストメッセージを一方送信することで実現します。
- 特定の一つの相手に対する一方送信
ユニキャストメッセージを一方送信することで実現します。
- 特定の複数の相手に対する一方送信
マルチキャストメッセージを一方送信することで実現します。
- 一方受信
ブロードキャストメッセージ,ユニキャストメッセージ,およびマルチキャストメッセージの受信が該当します。なお,TP1/NET/UDPのユーザに対し,受信したメッセージの種類は通知されません。
TP1/NET/UDPを使用したAP間通信の例を次の図に示します。
図1-2 TP1/NET/UDPを使用したAP間通信の例
![[図データ]](figure/zu010200.gif)
- 注意
- マルチキャスト通信をするためには,マルチキャストをサポートしたLANアダプタやルータなどのネットワーク機器が必要です。