UDPプロトコルを使用した通信では,コネクションを確立することなく,メッセージの送受信ができます。そのため,TP1/NET/UDPを使用する場合も,コネクションを意識する必要がありません。TP1/NET/UDPでは,論理端末を通して自システムのUAPと相手システムの間でメッセージを送受信します。
この節では,TP1/NET/UDPを運用する上での論理端末の閉塞解除および閉塞の処理の流れと,論理端末とアプリケーションの型の関係について説明します。さらに,通信相手のアドレスの指定方法とAP間通信の注意事項について説明します。