TP1/NET/XMAP3では,コネクションを確立して,論理端末と表示印刷サービスとを接続します。
コネクションは,次のどれかの方法で確立します。
- オンライン開始時の自動確立
ユーザがあらかじめ,自動確立させるコネクションをMCF通信構成定義で指定しておきます。TP1/NET/XMAP3は,オンラインを開始するとき,指定されたコネクションを確立します。自動確立の指定がないコネクションは,オンライン開始後,解放状態となります。
- コネクションの確立コマンド(mcftactcn)による確立
ユーザが運用コマンドで,コネクションの確立を指示します。TP1/NET/XMAP3は,指示されたコネクションを確立します。
- コネクションの確立API(dc_mcf_tactcn関数)による確立
UAPからdc_mcf_tactcn関数を発行することで,コネクションの確立を指示します。TP1/NET/XMAP3は,指示されたコネクションを確立します。
コネクションを確立するとき,TP1/NET/XMAP3は,表示印刷サービスに要求を出してそのコネクションに対応するサービスを開始させます。該当するコネクションに自動起動指定の論理端末がある場合は,その論理端末を起動します。
コネクションの確立の流れを,次の図に示します。
図2-1 コネクションの確立の流れ
![[図データ]](figure/zu020200.gif)