2.2.4 XP/Wを使用する場合の他システムとの接続

XP/Wを使用する場合,接続先を指定した運用コマンドを入力することで,自システム内でコネクションを確立するように,ほかのシステムとの間にコネクションを確立できます。他システムと接続することで,OpenTP1がないシステムに対しても,OpenTP1システムのサービスを提供できます。なお,この機能はXP/Wを使用している場合だけ有効です。また,XP/Wが同じサービス番号を使用していることが条件です。

他システムとの接続には,MCF通信構成定義で定義したコネクション名を指定して,コネクション確立コマンド(mcftactcn)を入力します。この場合,コネクション名とともに他システムを指定すれば,指定された他システムとの間にコネクションを確立します。

他システムとの接続を次の図に示します。

図2-3 他システムとの接続

[図データ]

(凡例)
mcftactcnコマンドの入力例:

mcftactcn -c CN1 -S xppDSP2@h3050W
mcftactcn -c CN2 -S xppPRT2@h3050W

注※
XP/W構成定義のあるホスト名を指定します。