10.1 TP1/NET/XMAP3の組み込みの流れ

TP1/NET/XMAP3をOpenTP1システムに組み込む場合の作業の流れを説明します。

<この節の構成>
(1) MCFメイン関数の作成
(2) MCFサービス名の登録
(3) システムサービス情報定義ファイルの作成
(4) 定義オブジェクトファイルの作成

(1) MCFメイン関数の作成

TP1/NET/XMAP3を起動するためには,MCFメイン関数をコーディングし,コンパイル,およびリンケージしておく必要があります。詳細は,「10.2 MCFメイン関数の作成」を参照してください。

(2) MCFサービス名の登録

TP1/NET/XMAP3を実行するために,MCFサービス名をシステムサービス構成定義で定義しておく必要があります。

また,MCFサービス名はMCFマネジャ定義オブジェクトファイル名と一致させてください。

詳細は,マニュアル「OpenTP1 システム定義」を参照してください。

(3) システムサービス情報定義ファイルの作成

システムサービス情報定義ファイルをテキストエディタで作成します。作成するファイルのパス名は,「$DCDIR/lib/sysconf/システムサービス情報定義ファイル名」としてください。

ファイルの定義形式については,「7. システム定義」の「システムサービス情報定義」を参照してください。

(4) 定義オブジェクトファイルの作成

OpenTP1のネットワークコミュニケーション定義の各ソースファイルから定義オブジェクトファイルを生成します。詳細は,「10.3 定義オブジェクトファイルの生成」を参照してください。