2.3.5 論理端末画面の閉じるボタンの有効化

論理端末画面の閉じるボタン(ウィンドウ右上隅の閉じるボタン)は,通常はクリックするとXMAP3クライアント端末側で無視されます(入力エラーとしてブザーを鳴らします)。XMAP3共通定義(mcftxp -g)のclosebuttonオペランドにonを指定することで,この閉じるボタンを有効にできます。

この機能を使用して閉じるボタンをクリックすると,ほかのキー入力と同様に,アプリケーション決定後にUAPが起動されます。閉じるボタンをクリックすると,「割込」(オンライン用キー)または「Break Ctrl+Pause」(AIX仕様キー)として通知されます。閉じるボタン有効時の送信要求の発生イベントについては,「2.4.11(1) 送信要求発生時の処理」を参照してください。

なお,この機能を使用するためには,「割込」(オンライン用キー)または「Break Ctrl+Pause」(AIX仕様キー)が通知された場合の処理を,ユーザがUAPに作り込む必要があります。

この機能を使用する場合の留意事項を次に示します。