分散トランザクション処理機能 OpenTP1 プロトコル TP1/NET/XMAP3編
マッピングサービス属性定義のMAPPATHで指定した標準用物理マップ読み込みパス名を変更できます。また,ALTPATHで指定した交代用物理マップ読み込みパス名も変更できます。
OpenTP1システムは,標準用物理マップ読み込みパス名を変更するコマンドが入力されると,常駐マップローディング用バッファとLRU管理マップローディング用バッファの内容を,いったん消去します。その後,コマンドで指定した読み込みパスから,常駐マップをバッファにローディングします。
交代用物理マップ読み込みパス名を変更するコマンドが入力されても,常駐マップローディング用バッファとLRU管理マップローディング用バッファの内容は消去されません。また,常駐マップのバッファへのローディングも起きません。
同様に,マッピングサービス属性定義のPGCSTDPNで指定した標準用PAGECモジュール読み込みパス名を変更できます。また,PGCALTPNで指定した交代用PAGECモジュール読み込みパス名も変更できます。
マッピングサービスコマンドを次の表に示します。
表6-2 マッピングサービスコマンド
| コマンド名 | 機能 |
|---|---|
| dcmapchg | 物理マップファイルまたはPAGECモジュールの読み込みパス名を変更します。 |
| dcmapls | ロード済みの物理マップおよびPAGECモジュールを表示します。 |
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