TP1/NET/OSI-TPでは,ダイアログ開始要求受信時,アプリケーション名(MHP名)を決定できます。アプリケーション名は,次に示す場合に決定できます。
- MCF通信構成定義(mcftalcle -v)でアプリケーション名が指定されている場合
- ダイアログ開始要求(TP-BEGIN-DIALOGUEind)のパラメタである,受信側TPSU名称が設定されている場合
受信側TPSU名称の長さが8バイトを超える場合は,8バイトまでを有効とします。
- 入力メッセージ編集UOCでアプリケーション名が設定されている場合
アプリケーション名の決定の優先順位を,高い順に次に示します。
- 入力メッセージ編集UOCでの決定
- MCF通信構成定義(mcftalcle -v)での決定
- TPSU名称での決定
アプリケーション名を決定できなかった場合,エラーイベント(ERREVT1)を起動します。
TP1/NET/OSI-TPによるアプリケーション名を決定する処理の流れを,次の図に示します。
図2-19 アプリケーション名の決定
![[図データ]](figure/zu021800.gif)
- 注※
- 入力メッセージ編集UOCによるアプリケーション名の決定の処理については,「4.1.1 入力メッセージの編集とアプリケーション名の決定」を参照してください。