自システムのUAPから相手システムへメッセージを送る形態です。論理端末の端末タイプはany,アプリケーションの型は非応答型(noans)です。
UAPは,SEND文またはSEND関数で,TP1/NET/HDLCにメッセージの送信要求をします。TP1/NET/HDLCは出力キューに書き込まれたメッセージを編集したあと,相手システムに送信します。送信が完了すると,TP1/NET/HDLCは出力キューにある送信済みメッセージのデータを消去します。
単独セグメントのメッセージの送信を次の図に示します。
図2-6 メッセージの送信(単独セグメント)
UAPは,SEND文またはSEND関数(先頭または中間セグメント,および最終セグメントを指定)で,TP1/NET/HDLCにメッセージの送信要求をします。TP1/NET/HDLCは,最終セグメントのメッセージの送信が要求されると,出力キューからメッセージを取り出して編集し,送信します。該当するメッセージの送信が完了すると,TP1/NET/HDLCは出力キューにあるデータを消去します。
複数セグメントのメッセージの送信を次の図に示します。
図2-7 メッセージの送信(複数セグメント)