メッセージは,UAPでセグメント単位に分割してシステム間で送受信します。
メッセージの送信時,TP1/NET/HDLCはUAPから受け取ったメッセージをセグメント単位で相手システムへ送信します。送信できる1セグメントの長さは,1から32000バイトです。ただし,相手システムによって受信できるセグメント長が異なるので確認してから送信してください。
メッセージの受信時,TP1/NET/HDLCは相手システムから受信したメッセージをセグメント単位でUAPへ渡します。
メッセージを送受信するときのメッセージの形式の変化について次の図に示します。
図2-5 メッセージの形式の変化
メッセージ送受信の関数で処理するセグメントの先頭には,MCFで使用するヘッダ領域があります。セグメントには,このヘッダ領域の長さによってバッファ形式1とバッファ形式2があります。通常はバッファ形式1を使用します。