9.1.2 UA(論理端末)障害
障害の内容 |
TP1/NET/User Agentの処理 |
ユーザの処理 |
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・UA障害 ・UA層検出異常 ・タイムアウト ・mcftdctleコマンド入力 など |
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障害の要因を取り除いたあと,次のどちらかの方法でUA開局処理をします。 ・運用コマンド(mcftactle)を入力する ・API(dc_mcf_tactle関数またはCBLDCMCF('TACTLE△△'))を発行する |
受信メッセージと論理端末の端末タイプの不一致 |
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相手システムとの構成を見直してください。 |
送信メッセージと論理端末の端末タイプの不一致 |
dc_mcf_send,dc_mcf_reply,dc_mcf_sendrecv,dc_mcf_recvsyncがエラーリターンします。 |
UAPで後処理をする必要があります。 |
UA再開局処理の失敗 |
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障害の要因を取り除いたあと,次のどちらかの方法で再びコネクションを確立します。 ・運用コマンド(mcftactcn)を入力する ・API(dc_mcf_tactcn関数またはCBLDCMCF('TACTCN△△'))を発行する |
- 注※1
-
論理端末の端末タイプごとの処理内容を次の表に示します。
論理端末の端末タイプ
TP1/NET/User Agentの処理
reply
問い合わせメッセージ(UINQ)受信障害の場合は,受信メッセージを無効にします。
応答メッセージ(UREP)送信障害の場合は,次に示す処理をします。
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送信メッセージを送信済み扱いにします。
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送信破棄を通知するメッセージログ(KFCA10607-W)を出力します。
request
一方送信メッセージ(UINQ)送信障害,および一方送信メッセージ(UREP)受信障害の場合は,次に示す処理をします。
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一方送信メッセージ(UINQ)の先頭セグメントからの再送準備をします。
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送信中断を通知するメッセージログ(KFCA10608-W)を出力します。
UA再開局後,一方送信メッセージ(UINQ)を再送します。
送信完了通知(UINF)送信障害です。
request(send-recv時)
一方送信メッセージ(UINQ)送信障害,および一方送信メッセージ(UREP)受信障害の場合は,問い合わせメッセージ(UINQ)を送信済みにし,UAPにエラーリターンします。
送信完了通知(UINF)送信障害です。
send
一方送信メッセージ(UBRD)送信障害,および送信完了通知(UINF)受信障害の場合は,次に示す処理をします。
-
一方送信メッセージ(UBRD)の先頭セグメントからの再送準備をします。
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送信中断を通知するメッセージログ(KFCA13108-W)を出力します。
UA再開局後,一方送信メッセージ(UBRD)を再送します。
receive
一方送信メッセージ(UBRD)受信障害の場合は,一方送信メッセージを無効にします。
処理完了通知(UINF)送信障害です。
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- 注※2
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1論理メッセージの組み立て以前に不一致が検出されるため,ERREVTは起動しません。