TP1/NET/User Agentでは,次の三つのデータ形式のメッセージを処理します。
以上三つのメッセージの分割,組み立てをしてメッセージの送受信をすると,各種資源(メモリ,回線など)を節約できます。
メッセージの最小データ送受信単位で,先頭,中間,最終UPDUから構成されています。問い合わせ応答,および一方送信のデータ単位と,その他の制御用データ単位に分類されます。
UPDUを組み立てたUAサービス利用者のデータ処理単位,セグメントに相当します。MCF内のメッセージ送受信の基本単位で,UAサービスプリミティブに対応し,UPDUと同様に,先頭,中間,最終UASDUで構成されています。
複数セグメントから構成され,UAPが論理的に処理するデータ単位で,MHPの起動単位となります。入出力メッセージ編集UOCによる変換を伴う場合があります。
メッセージのデータ形式を次の図に示します。
図2-5 メッセージのデータ形式
TP1/NET/User Agentでは,論理メッセージ単位に次のようなメッセージの送受信をします。