TP1/NET/User Agentで扱う定義で,ユーザが意識するものとしては,コネクションと論理端末があります。コネクションはOSAS/UAプロトコルのアソシエーションに対応し,論理端末(LE)はOSAS/UAプロトコルのUAに対応します。
コネクションはMCFの通信管理側の通信接点であり,MCFと通信管理はコネクション単位にメッセージの送受信をします。論理端末はMCFのUAP側の通信接点であり,MCFとUAPは論理端末単位に送受信をします。コネクションと論理端末の関係を次の図に示します。
図2-4 コネクションと論理端末の関係