同一論理端末上での,一方送信によるメッセージ送信(dc_mcf_send関数またはCBLDCMCF('SEND△△△△'))と,次に示すメッセージ送受信との併用は避けてください。
併用する場合は,UAPが行うメッセージの送信要求の優先順位に注意が必要です。MCFは,次の優先順位に従って,UAPの送信要求をTP1/NET/TCP/IPにスケジュールします。
併用する場合は,同期送受信,または同期送信によって送信されたメッセージが,一方送信によって送信されたメッセージを追い越したときでも,この優先順位に矛盾しない運用をしてください。優先順位に従った運用をしなかった場合に,同一論理端末上で一方送信によるメッセージ送信,または同期送受信もしくは同期送信によるメッセージ送信を併用すると,送信メッセージの追い越しが発生するおそれがあります。