SEND - 一時記憶データの更新(データ操作言語)
形式
DATA DIVISION(通信記述項)の指定
CD 通信記述名
FOR I-O STORAGE
〔STATUS KEY IS データ名1〕.
DATA DIVISION(データ記述項)の指定
01 一意名1.
02 データ名A PIC 9(4) COMP.
02 データ名B PIC X(4).
02 データ名C PIC X(n).
PROCEDURE DIVISION(通信文)の指定
SEND 通信記述名 FROM 一意名1.
機能
次に示すCALLインタフェースの機能を実現します。
アプリケーション属性定義(mcfaalcap -n)のtempsizeオペランドには,更新する一時記憶データ長(データ名Aから6を減算した値)以上の値を指定してください。
更新する領域(一意名1で示す領域)の形式を次に示します。
UAPで値を設定する項目
●FOR句
一時記憶データの更新であることを示す,I-O STORAGEを設定します。
●データ名A
一意名1の長さ(データ名Aの長さ(2)+データ名Bの長さ(4)+データ名Cの長さ)を設定します。
●データ名B
MCFで使用する領域です。
●データ名C
一時記憶データが格納されている領域を設定します。
OpenTP1から値が返される項目
●STATUS KEY句
ステータスコードを受け取りたい場合に設定します。省略した場合は,ステータスコードを受け取れません。データ名1にステータスコードが返されます。
ステータスコード
ステータスコード | 意味 |
---|---|
00000 | 正常に終了しました。 |
71103 | 一時記憶データを更新するための領域をメモリ上に確保できませんでした。 |
72000 | SPPではSEND(一時記憶データの更新)文を呼び出せません。 |
72024 | FOR句に設定した値が間違っています。 |
72035 | データ名Aに設定した更新データの長さが,アプリケーション属性定義(mcfaalcap -n)のtempsizeオペランドで定義した長さを超えています。 |
データ名Aに0から6バイト,またはマイナス値を設定しています。 | |
72042 | 通信記述項にSYMBOLIC TERMINAL句の設定があり,空白以外が設定されています。 |
72101 | 継続問い合わせ応答型でないアプリケーションで,SEND(一時記憶データの更新)文を呼び出しました。 |
72105 | RECEIVE(一時記憶データの受け取り)文を呼び出す前に,SEND(一時記憶データの更新)文を呼び出しました。 |
72106 | 先頭セグメントを受信するRECEIVE文を呼び出す前に,SEND(一時記憶データの更新)文を呼び出しました。 |
72107 | DISABLE文を呼び出したあとで,SEND(一時記憶データの更新)文を呼び出しました。 |
上記以外 | プログラムの破壊などによる,予期しないエラーが発生しました。 |