9.2 コネクション障害時の処理

コネクションが切断された場合,クライアント型コネクションであれば障害の原因を取り除いたあと,運用コマンド(mcftactcn)の入力,またはAPI(dc_mcf_tactcn関数もしくはCBLDCMCF('TACTCN△△'))の発行によってコネクションを再確立します。サーバ型コネクションであれば,自動的に相手システムからのコネクション確立を待ちます。

<この節の構成>
(1) メッセージ送信時のコネクション障害
(2) メッセージ受信時のコネクション障害

(1) メッセージ送信時のコネクション障害

メッセージはロールバックされ,コネクション再確立時に再送信されます。

一方メッセージ送信時のコネクション障害の例を次の図に示します。

図9-1 メッセージ送信時のコネクション障害時の処理

[図データ]

(2) メッセージ受信時のコネクション障害

メッセージは欠落します。

メッセージ受信時のコネクション障害の例を次の図に示します。

図9-2 メッセージ受信時のコネクション障害時の処理

[図データ]