この定義コマンドには,ほかにもオプションがあります。詳細については,マニュアル「OpenTP1 システム定義」を参照してください。
●-t
(オペランド)
- msgsize=MCFトレースに取得する送受信メッセージのサイズ ~〈符号なし整数〉((0~1073741824))《128》(単位:バイト)
- TP1/NET/TCP/IPがMCFトレースに取得する送受信メッセージの最大メッセージ長を指定します。0を指定した場合,送受信メッセージの内容をMCFトレースに取得しません。送受信メッセージのサイズがこの指定値より小さい場合は,メッセージの全内容をMCFトレースに取得します。
- このオペランドを指定する場合,トレースバッファの大きさ(mcfttrc -t size)はこのオペランドよりも十分に大きな値を指定してください。トレースバッファの大きさよりもこのオペランドの指定値が大きい場合,トレースバッファの大きさよりも大きなメッセージを送受信したとき,TP1/NET/TCP/IPは該当するメッセージのMCFトレースを取得しません。
- MCFトレースファイルの見積もり式については,「6. システム定義」の「MCFトレースファイルの見積もり式」を参照してください。