クライアント型コネクションの確立の場合,相手アドレスを指定してコネクションを確立できます。
相手アドレスを指定したコネクション確立は,次に示すような場合に有効です。
相手アドレスの指定は,dc_mcf_tactcn関数またはCBLDCMCF('TACTCN△△')で行います。指定できるのは,自システムのIPアドレス,ポート番号,相手システムのIPアドレス,およびポート番号です。このとき,コネクション定義(mcftalccn)に指定したこれらの項目は無効となります。
相手アドレスを指定したコネクションの確立を次の図に示します。
図2-8 相手アドレスを指定したコネクションの確立