付録C インタフェースの変更一覧(バージョン6以前から移行する場合)

TP1/NET/TCP/IPのバージョン6以前から移行するときに,32ビットアーキテクチャ以外の場合は,C言語のソースファイルを見直す必要があります。ここでは,バージョン6以前のインタフェースの変更一覧を示します。

ここで説明するインタフェースを次に示します。

表C-1 インタフェースの変更一覧

変更されたインタフェースバージョン7のマニュアルの該当個所
メッセージ送受信インタフェースdc_mcf_receive3. dc_mcf_receive - メッセージの受信(C言語)
dc_mcf_resend3. dc_mcf_resend - メッセージの再送(C言語)
dc_mcf_send3. dc_mcf_send - 一方送信メッセージの送信(C言語)
dc_mcf_sendrecv3. dc_mcf_sendrecv - 同期型メッセージの送受信(C言語)
dc_mcf_sendsync3. dc_mcf_sendsync - 同期型メッセージの送信(C言語)
ユーザオウンコーディング入力セグメント判定UOC5.1.2 入力セグメント判定UOCインタフェース
入力メッセージ編集UOC5.1.4 入力メッセージ編集UOCインタフェース
出力メッセージ編集UOC5.1.6 出力メッセージ編集UOCインタフェース
送信メッセージの通番編集UOC5.1.8 送信メッセージの通番編集UOCインタフェース
コネクション確立UOC5.1.10 コネクション確立UOCインタフェース
受信メッセージ判定UOC5.1.12 受信メッセージ判定UOCインタフェース
MCFイベントインタフェース5.2.3 MCFイベント情報の形式(C言語)
MCFメイン関数のコーディング概要8.2 MCFメイン関数の作成
ユーザアプリケーションプログラムの作成例付録I.1 コーディング例
(1) C言語(K&R版)

以降,バージョン6以前のインタフェースと,バージョン7以前のインタフェースの変更一覧を示します。変更箇所には,下線を付与しています。

<この節の構成>
付録C.1 メッセージ送受信インタフェース
付録C.2 ユーザオウンコーディング
付録C.3 MCFイベントインタフェース
付録C.4 MCFメイン関数のコーディング概要
付録C.5 ユーザアプリケーションプログラムの作成例