障害が発生したときの確認事項を説明します。

• OpenTP1製品のバージョン
  正確なバージョンを確認してください。
  

  修正版の場合

  バージョン表記に追加されたコードも確認してください。

  例：07-00-01，06-03-/Aなど

  UNIX版の場合

  日立PPインストーラのコマンド（hitachi_setup）で，製品のバージョンを確認できます。日立PPインストーラの使用方法は，ご使用の製品のリリースノートを参照してください。

  Windows版の場合

  ご使用の製品のreadmeファイルで，製品のバージョンを確認できます。%DCDIR%\readmeフォルダに格納されている，readmeファイルを参照してください。

• 現象発生日時
• ノード間の時刻差
  複数ノードが関連する場合だけ確認してください。
  
• 現象発生時のマシンの負荷状態
  CPUが高負荷であるなど，わかる範囲で確認してください。
  
• 現象発生時の相手システムおよびネットワーク機器の状態
  機器の起動状態やエラーの有無など，わかる範囲で確認してください。
  
• 現象が発生した環境
  本番環境かどうかを確認してください。本番環境の場合，業務への影響度を確認してください。
  
• 現象発生直前のOpenTP1環境および運用に対する変更点
  ネットワーク構成，OSのパラメタ，OpenTP1システムの環境および運用などを確認してください。