分散トランザクション処理機能 OpenTP1 プロトコル TP1/NET/TCP/IP編

[目次][用語][索引][前へ][次へ]

dc_mcf_tempput一時記憶データの更新(C言語)

形式

 ANSI C,C++の形式

 
 #include <dcmcf.h>
 int  dc_mcf_tempput(DCLONG action, char *putdata, DCLONG pdataleng,
                     char *resv01)

 K&R版 Cの形式

 
 #include <dcmcf.h>
 int  dc_mcf_tempput(action, putdata, pdataleng, resv01)
 DCLONG    action;
 char      *putdata;
 DCLONG    pdataleng;
 char      *resv01;

機能

継続問い合わせ応答用一時記憶領域に格納されている一時記憶データを更新します。

更新要求をする前に,必ず受け取り要求をしてください。

アプリケーション属性定義(mcfaalcap -n)のtempsizeオペランドには,更新する一時記憶データ長(pdataleng)以上の値を指定してください。

更新する領域の形式を次に示します。

[図データ]

UAPで値を設定する引数

●action

DCMCFBUF2を設定します。

●putdata

一時記憶データの更新データが格納されている領域を設定します。

●pdataleng

一時記憶データの更新データ長を設定します。

●resv01

ヌル文字列を設定します。

リターン値

リターン値 リターン値(数値) 意味
DCMCFRTN_00000 0 正常に終了しました。
DCMCFRTN_71103 -12103 一時記憶データを更新するための領域をメモリ上に確保できませんでした。
DCMCFRTN_72000 -13000 SPPではdc_mcf_tempput関数を呼び出せません。
DCMCFRTN_72016 -13016 resv01に設定した値が間違っています。
引数に設定した値に間違いがあります。
DCMCFRTN_72035 -13035 pdatalengに設定した更新データの長さが,アプリケーション属性定義(mcfaalcap -n)のtempsizeオペランドで定義した長さを超えています。
pdatalengに0バイト,またはマイナス値を設定しています。
DCMCFRTN_72101 -13101 継続問い合わせ応答型でないアプリケーションで,dc_mcf_tempput関数を呼び出しています。
DCMCFRTN_72105 -13105 dc_mcf_tempget関数を呼び出す前に,dc_mcf_tempput関数を呼び出しています。
DCMCFRTN_72106 -13106 先頭セグメントを受信するdc_mcf_receive関数を呼び出す前に,dc_mcf_tempput関数を呼び出しています。
DCMCFRTN_72107 -13107 dc_mcf_contend関数を呼び出したあとで,dc_mcf_tempput関数を呼び出しています。
上記以外 プログラムの破壊などによる,予期しないエラーが発生しました。
(凡例)
−:該当しません。