log
形式
<log destination="Connector .NETログファイル作成ディレクトリ"
fileSize="Connector .NETログファイルサイズ"
level="0|1|2|3"/>
説明
Connector .NETが用意しているログ出力機能に関する指定をします。
TP1ConnectionManagerメソッドのLogWriterプロパティを設定した場合,この要素は無視されます。
この要素は省略できます。
また,この要素は<common>要素内でだけ有効です。
属性
●destination="Connector .NETログファイル作成ディレクトリ" ~〈文字列〉
Connector .NETログファイルを作成するディレクトリを絶対パス名で指定します。
指定したディレクトリに,ファイル名がtp1connector1.logおよびtp1connector2.logのファイルを作成し,ラウンドロビン方式で記録します。
指定するディレクトリは事前に作成し,アプリケーションごとに異なるディレクトリを指定してください。指定したディレクトリが存在しない,または書き込みができない場合,Connector .NETログファイルは作成されません。
また,ASP.NETから利用している場合は,書き込み権限のあるディレクトリが限られていますので注意が必要です。
この属性は省略できます。この属性を省略した場合,Connector .NETログファイルは作成されません。
●fileSize="Connector .NETログファイルサイズ" ~〈符号なし整数〉((1048576~2147483637))《1048576》(単位:バイト)
取得する一つのConnector .NETログファイルのサイズを指定します。
この属性は省略できます。
●level="0|1|2|3" ~《1》
ログレベルを指定します。
ログレベルにはError,Warning,Information,Detailの四つがあります。取得するログレベルを指定すると,指定したレベルに対応するメッセージインジケータのログだけを取得できます。
この属性は省略できます。
指定する数字によって,次のログレベルのメッセージが出力されます。
ログレベルに3を指定した場合,ログレベル2の情報に加えて,リソース(コネクションおよびバッファ)の使用状況に関する情報が出力されます。ログレベル2およびログレベル3を指定した場合に出力されるメッセージを次に示します。メッセージの詳細については,マニュアル「OpenTP1 メッセージ」を参照してください。
記述例
<log destination=
"C:¥Documents and Settings¥COMPUTERNAME¥ASPNET¥Log¥App1"
fileSize="1048576"
level="0"/>