構成定義で指定したコネクションおよびバッファに関するしきい値を超えた場合,警告メッセージがConnector .NETのログファイルに出力されます。これによって,コネクションおよびバッファの不足を事前に検知して,対処できます。Connector .NETのログファイルに警告メッセージを出力するには,<log>要素のlevel属性に1以上を指定してください。
監視される対象を次に示します。
上記の監視対象に対するしきい値は,<connection>要素,<largestBufferPool>要素,および<bufferPool>要素のthreshold属性で指定します。
なお,警告メッセージが出力された場合,上記の監視対象の不足が解消されるまで警告メッセージは出力されません。
この機能を使用する場合の構成定義の指定例を次に示します。この指定例では,最大同時使用コネクション数が80%,最大バッファプール内のバッファ数が100%,またはバッファプール内のバッファ数が120%を超えた場合に,警告メッセージが出力されます。
…
<connection pooled="10"
active="20"
threshold="80"
timeout="180"/>
<log destination="c:¥temp¥connectorn" fileSize="1048576"
level="1"/>
<buffer>
<largestBufferPool maxCount="5"
threshold="100"/>
<bufferPool size="10240"
maxCount="10"
threshold="120"/>
</buffer>
…
構成定義の詳細については,「2. 構成定義」の「connection」,「log」,「largestBufferPool」,および「bufferPool」を参照してください。