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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Client for .NET Framework 使用の手引


付録C.2 07-50での変更点

Client .NET 07-50でのAPI,定義およびコマンドの追加と削除を次の表に示します。

表C‒2 Client .NET 07-50でのAPI,定義およびコマンドの追加と削除

種別

分類

内容

追加

API

なし

定義

Client .NET構成定義

  • <nameService>要素のusePriority属性

  • <socket>要素のbacklogCount属性

  • <rpc>要素のextendOpt属性

  • <nameService>要素のhostChangeMode属性

  • <nameService>要素のsysWatchTime属性

  • <rapService>要素のinquireTimeCheck属性

コマンド

なし

削除

API

なし

定義

なし

コマンド

なし

その他

前提ソフトウェアのサポート終了に伴い,次の言語のサンプルプログラムを削除

  • J#

  • COBOL言語

Client .NET 07-50での動作の変更点を次の表に示します。

表C‒3 Client .NET 07-50での動作の変更点

分類

内容

API

なし

定義

Client .NET構成定義

<rapService>要素のinquireTime属性に,0以外を指定し,オートコネクトモードでCallメソッドを使用してRPCを実行した場合,CUP実行プロセスでも問い合わせ間隔最大時間を監視するように変更

コマンド

if2cstubコマンド,spp2cstubコマンドに指定できるプログラム言語の種類からJ#を削除

メッセージ

KFCA32271-I,KFCA32275-I

  • -lオプションの指定値からvjsを削除

その他

UAPトレースにTP1/Client.NETのインスタンスごとに一意である識別情報を出力するように変更

前提ソフトウェアのサポート終了に伴い,使用可能な開発言語から次の言語を除外

  • J#

  • COBOL言語

適用OSをWindows 7,およびWindows Server 2008 R2以降に変更

Client .NETを使用する場合の前提ソフトウェアを.NET Framework 3.5 SP1に変更

Client .NET 07-50でのAPI,定義,およびコマンドのデフォルト値の変更はありません。