2.9.1 トレースファイル
トレースファイルに指定できるオプションとその指定方法を次の表に示します。
トレースファイル |
オプション |
指定方法 |
---|---|---|
UAPトレース |
ファイル出力先ディレクトリ |
次のどちらかで指定します。
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トレースファイルのサイズ |
次のどちらかで指定します。
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データトレース |
ファイル出力先ディレクトリ |
次のどちらかで指定します。
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トレースファイルのサイズ |
次のどちらかで指定します。
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データトレースの最大データ長 |
次のどちらかで指定します。
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エラートレース |
ファイル出力先ディレクトリ |
次のどちらかで指定します。
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トレースファイルのサイズ |
次のどちらかで指定します。
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メソッドトレース |
ファイル出力先ディレクトリ |
次のどちらかで指定します。
|
トレースファイルのサイズ |
次のどちらかで指定します。
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デバッグトレース |
ファイル出力先ディレクトリ |
Client .NET構成定義の<debugTrace>要素のpath属性で指定します。 |
デバッグトレースの最大ファイル数 |
Client .NET構成定義の<debugTrace>要素のfileCount属性で指定します。 |
トレース情報の出力ファイル名を次の表に示します。
トレースファイル |
出力ファイル名 |
---|---|
UAPトレース |
dcuap1.trc dcuap2.trc |
データトレース |
dcdat1.trc dcdat2.trc |
エラートレース |
dcerr1.trc dcerr2.trc |
メソッドトレース |
dcmtd1.trc dcmtd2.trc |
デバッグトレース |
dcCltxxxxxxxxxxxxx.dmp (xxxxxxxxxxxxx:時刻から生成される数字) |
指定したファイル出力先ディレクトリに出力ファイル名のファイルがない場合は,新規にトレースファイルを作成します。また,指定したディレクトリがない場合,および指定したディレクトリに書き込み権限がない場合は,トレースファイルを出力できません。
ファイルへの書き込みは追加モードで実行されます。二つのトレースファイルはラウンドロビン方式で使用されます(デバッグトレースのトレースファイルは除きます)。指定したトレースファイルのサイズを超えた書き込みが発生すると,ファイルの切り替えを行い,次のファイルの先頭から書き込みます。したがって,切り替えられる前のファイルは指定したサイズよりもファイルのサイズが大きくなる場合があります。
複数のCUPのトレースファイルの出力先に同じディレクトリを指定すると,次のような影響があるためプロセス単位,またはスレッド単位でトレースファイルの出力先を分けてください。
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RPCスループットが劣化するおそれがあります。
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複数のCUPのトレース情報が混在し,トラブルシュートが困難になります。