2.5.2 一方通知連続受信機能の処理の流れ
一方通知連続受信機能を使用すると,OpenNotificationメソッドを実行してからCloseNotificationメソッドを実行するまでの間は,サーバ側からの一方通知メッセージを連続して受信できます。この機能を利用すると,サーバ側から送信される一方通知メッセージを受信できる状態になっていない場合,サーバ側から一方通知メッセージを送信しても,クライアント側はエラーリターンしません。その場合は,クライアント側が一方通知メッセージを受信するAcceptNotificationChainedメソッドを実行した時点で,待ち受けキューからメッセージを取り出すことができます。
一方通知連続受信機能の処理の流れを次の図に示します。
|
|
-
一方通知メッセージが送られてくるのを待ちます。
-
TP1/Serverが起動して,クライアント業務が実行できる状態になったことを,一方通知メッセージを送信してCUP.NETに通知します。
-
TCP/IPの待ち受けキューに一方通知メッセージが届いたため,一方通知メッセージを取り出して,CUP.NETに制御を戻します。
-
AcceptNotificationChainedメソッドの発行時に,TCP/IPの待ち受けキューにサーバからの一方通知メッセージが届いたため,一方通知メッセージを取り出して,CUP.NETに制御を戻します。