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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Client for .NET Framework 使用の手引


2.3.5 障害発生時のトランザクションの同期点を検証する方法

CUP.NETから開始したトランザクションで障害が発生した場合,そのトランザクションブランチがコミットしたかどうかを検証できます。

この場合,トランザクション開始後に,必ずTP1ClientクラスのGetTransactionIDメソッドを呼び出して,トランザクショングローバル識別子,およびトランザクションブランチ識別子を取得しておく必要があります。

Client .NETで取得しておいたトランザクショングローバル識別子と,サーバ側のメッセージログファイルに出力されるトランザクションの結果を突き合わせることによって,CUP.NETから開始したトランザクションがコミットしたかどうか検証できます。