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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Client for .NET Framework 使用の手引


2.2 常設コネクション

Client .NETでは,CUP.NETとTP1/Serverのrapリスナー,rapサーバとの間のコネクションを確立したままでメッセージを送受信できます。このような論理的な通信路を常設コネクションといいます。

リモートAPI機能を使用したRPCを実行する場合は,必ず常設コネクションを確立してください。

常設コネクションを確立すると,コネクション確立・解放のための制御用パケットを減らすことができ,通信の効率が向上します。

また,常設コネクションを使用してDCCM3論理端末と通信する場合,端末識別情報をDCCM3論理端末に通知し,CUP.NETに割り当てられるDCCM3の論理端末を固定することができます。

〈この節の構成〉