2.2 常設コネクション

Client .NETでは,CUP.NETとTP1/Serverのrapリスナー,rapサーバとの間のコネクションを確立したままでメッセージを送受信できます。このような論理的な通信路を常設コネクションといいます。

リモートAPI機能を使用したRPCを実行する場合は,必ず常設コネクションを確立してください。

常設コネクションを確立すると,コネクション確立・解放のための制御用パケットを減らすことができ,通信の効率が向上します。

また,常設コネクションを使用してDCCM3論理端末と通信する場合,端末識別情報をDCCM3論理端末に通知し,CUP.NETに割り当てられるDCCM3の論理端末を固定することができます。

<この節の構成>
2.2.1 常設コネクションの確立・解放
2.2.2 常設コネクションを使用する場合に関連する定義
2.2.3 DCCM3論理端末への端末識別情報の通知
2.2.4 常設コネクションを使用するときの注意事項