Client .NETをインストールおよび実行することで,インストールおよび実行したOS上の.NET Frameworkのコードアクセスセキュリティポリシーを変更してしまうことはありません。
Client .NETの機能を利用するためには,次に示すファイルに必要なアクセス許可が与えられていなければなりません。必要なアクセス許可が与えられていない場合は,コマンドやアプリケーションが実行できません。
運用コマンドには完全信頼を指定する必要があります。Hitachi.OpenTP1.Client.dllには次の表に示すアクセス許可がすべて必要です。
表2-40 Hitachi.OpenTP1.Client.dllに必要なアクセス許可
アクセス許可の種類 | アクセス許可 |
---|---|
セキュリティ | コードの実行を有効にする |
リフレクション | 無制限 |
ファイルIO | 無制限 |
ソケットアクセス | 無制限 |
DNS | 無制限 |