2.1 リモートプロシジャコール(RPC)

CUP.NETは,SPP.NETまたはSPPとリモートプロシジャコール(RPC)を使って通信できます。

CUP.NETからサービスを要求するメソッドを呼び出し,RPCによってSPP.NETまたはSPPにサービスを要求します。サービスを要求する方法には,クライアントスタブを利用する方法とクライアントスタブを利用しない方法があります。

サービスを要求するUAPとサービスを提供するUAPは,クライアントとサーバの関係になります。サービスを要求する側のUAPをクライアントUAP,サービスを提供する側のUAPをサーバUAPといいます。

<この節の構成>
2.1.1 RPCの形態
2.1.2 RPCの連鎖(連鎖RPC)
2.1.3 RPCの形態によるRPCインタフェースの使用可否
2.1.4 RPCの種類
2.1.5 RPCの機能
2.1.6 マルチスケジューラ機能を使用したRPC