Hitachi

OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Extension for .NET Framework 使用の手引


RpcBindTable構造体

〈このページの構成〉

RpcBindTable構造体の概要

名前空間

Hitachi.OpenTP1.Server

継承関係

System.Object
  +- System.ValueType
    +- Hitachi.OpenTP1.Server.RpcBindTable

説明

RpcBindTable構造体は,サービス要求先を特定する検索キーを格納します。

プロパティの一覧

名称

説明

Flags

フラグの設定および参照を行います。

HostName

サービス要求先ノードのホスト名の設定および参照を行います。

NodeID

サービス要求先のノード識別子の設定および参照を行います。

PortNo

サービス要求先ノードのネームサービスのポート番号の設定および参照を行います。

プロパティの詳細

Flags

説明

フラグの設定および参照を行います。

通常,TP1ServerFlags.DCNOFLAGSを設定します。

portNoパラメタの設定を有効にする場合は,TP1ServerFlags.DCRPC_NAMPORTを設定してください。

参照時にTP1ServerFlags.DCNOFLAGSであった場合,portNoパラメタに値が設定されていても有効になりません。

宣言
【C#の場合】
public int Flags {get; set;}
【Visual Basicの場合】
Public Property Flags As Integer
【J#の場合】
public int get_Flags();
public void set_Flags(int);
例外

なし

HostName

説明

サービス要求先ノードのホスト名の設定および参照を行います。

ホスト名を検索のキーとして使用しない場合は,空文字列またはnull(Visual Basicの場合はNothing)を指定してください。

参照時にホスト名が空文字列またはnull(Visual Basicの場合はNothing)であった場合,ホスト名を検索のキーとして使用できません。

宣言
【C#の場合】
public string HostName {get; set;}
【Visual Basicの場合】
Public Property HostName As String
【J#の場合】
public System.String get_HostName();
public void set_HostName(System.String);
例外

なし

NodeID

説明

サービス要求先のノード識別子の設定および参照を行います。

ノード識別子を検索のキーにしない場合には,空文字列またはnull(Visual Basicの場合はNothing)を設定します。

参照時にノード識別子が空文字列またはnull(Visual Basicの場合はNothing)であった場合,ノード識別子を検索のキーとして使用できません。

宣言
【C#の場合】
public string NodeID {get; set;}
【Visual Basicの場合】
Public Property NodeID As String
【J#の場合】
public System.String get_NodeID();
public void set_NodeID(System.String);
例外

なし

PortNo

説明

サービス要求先ノードのネームサービスのポート番号の設定および参照を行います。

ホスト名を検索のキーとして使用しない場合は,0を指定してください。

参照時にポート番号が0であった場合,ホスト名を検索のキーとして使用できません。

宣言
【C#の場合】
public int PortNo {get; set;}
【Visual Basicの場合】
Public Property PortNo As Integer
【J#の場合】
public int get_PortNo();
public void set_PortNo(int);
例外

なし