4.11.3 サンプルプログラムの実行手順
Extension .NETのサンプルプログラムの実行手順を説明します。
- 〈この項の構成〉
(1) ビルドしたアセンブリをOpenTP1環境にコピー
ビルドによって生成されたアセンブリを,%DCDIR%\aplibディレクトリにコピーします。
- 【例】Visual BasicのSPPIFサンプルの場合
-
copy %DCSMPDIR%\ExtNET\VB.NET\SPPIF\VBSample.SPPIF.dll %DCDIR%\aplib
- 【例】Visual BasicのSUPIFサンプルの場合
-
copy %DCSMPDIR%\ExtNET\VB.NET\SUPIF\VBSample.SUPIF.exe %DCDIR%\aplib
(2) ユーザサービス定義ファイルをOpenTP1環境にコピー
実行したいサンプルプログラムのユーザサービス定義ファイルを,%DCCONFPATH%にコピーします。
- 【例】Visual BasicのSPPIFサンプルの場合
-
copy %DCSMPDIR%\ExtNET\CONF\VBSPPIF %DCCONFPATH%
(3) OpenTP1の起動
次の手順でOpenTP1を起動します。
- 【TP1/Server Base】
-
コマンドライン上で,「net start OpenTP1」を実行します。
- 【TP1/LiNK】
-
-
[スタート]−[プログラム]−[TP1_LiNK]−[TP1_LiNKコントロール]メニューを選択します。
[TP1_LiNKコントロール]ウィンドウが表示されます。
-
OpenTP1の状態がオンラインでない場合は,[起動(S)]ボタンをクリックします。
-
(4) SPP.NET環境定義の設定
SPP.NETの場合,次の手順でSPP.NET環境定義を設定します。
- 【TP1/Server Base】
-
-
%DCCONFPATH%にコピーしたユーザサービス定義ファイルをnotepad.exeから開きます。
【例】Visual BasicのSPPIFサンプルの場合
notepad.exe %DCCONFPATH%\VBSPPIF
-
set njs_appbase_directoryの値の「%DCDIR%」の部分をOpenTP1インストールディレクトリの絶対パスに変更します。
【例】OpenTP1インストールディレクトリがC:\OpenTP1の場合
C:\OpenTP1\aplib
-
- 【TP1/LiNK】
-
-
[スタート]−[プログラム]−[TP1_LiNK]−[アプリケーション管理SPP]メニューを選択します。
[TP1/LiNKアプリケーション管理SPP]ウィンドウが表示されます。
-
ユーザサービス定義ファイルと同じ名前のユーザサーバを選択し,[サーバ定義(E)...]ボタンをクリックします。
[SPP.NET環境定義]ダイアログボックスが表示されます。
-
[アプリケーションベースディレクトリ(1)]の「%DCDIR%」の部分をOpenTP1インストールディレクトリの絶対パスに変更します。
【例】OpenTP1インストールディレクトリがC:\OpenTP1の場合
C:\OpenTP1\aplib
-
(5) SPP.NETまたはSUP.NETの実行
次の手順でSPP.NETまたはSUP.NETを実行します。
- 【TP1/Server Base】
-
コマンドライン上で,次のコマンドを実行します。
- 【例】Visual BasicのSPPIFサンプルの場合
-
dcsvstart -u VBSPPIF
- 【TP1/LiNK】
-
- SPP.NETの場合
-
-
[スタート]−[プログラム]−[TP1_LiNK]−[アプリケーション管理SPP]メニューを選択します。
[TP1/LiNKアプリケーション管理SPP]ウィンドウが表示されます。
-
ユーザサービス定義ファイルと同じ名前のユーザサーバを選択し,[起動(S)]ボタンをクリックします。
-
- SUP.NETの場合
-
-
[スタート]−[プログラム]−[TP1_LiNK]−[アプリケーション管理SUP]メニューを選択します。
[TP1/LiNKアプリケーション管理SUP]ウィンドウが表示されます。
-
ユーザサービス定義ファイルと同じ名前のユーザサーバを選択し,[起動(S)]ボタンをクリックします。
-