4.4.5 .NETインタフェース定義を使用する場合の留意事項
.NETインタフェース定義を使用する場合の留意事項を次に示します。
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.NETインタフェース定義を使用してクライアントスタブを生成する場合,クライアントスタブの各インスタンスは,要求メッセージのうち最大の要求メッセージ長分のメモリを使用します。このメモリはクライアントスタブの解放時に解放されます。したがって,大きな要求メッセージを使用した場合で,そのクライアントスタブを頻繁に使用しないときまたはそれ以上大きな要求メッセージを使用しないときは,使用するたびにクライアントスタブを解放することでメモリ使用量を軽減できます。
逆に,同じクライアントスタブを頻繁に使用する場合は,クライアントスタブを毎回生成しないで,同じクライアントスタブを使い続けると性能が向上します。
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クライアントスタブを使用するプロセスでは,応答メッセージ用として,1メガバイトのメモリを使用します。ただし,if2cstubコマンドの-mオプションを指定した場合は,「指定値×1メガバイト」のメモリを使用します。したがって,必要以上に大きな値を設定しないようにしてください。
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複数のクライアントスタブを使用するプロセスでは,複数あるクライアントスタブの中で最もメモリを使用する値を応答メッセージ用としてプロセスで使用します。