2.11.2 セキュリティポリシーの設定
Extension .NETをインストールおよび実行することで,インストールおよび実行したOS上の.NET Frameworkのコードアクセスセキュリティポリシーを変更してしまうことはありません。
Extension .NETの機能を使用するためには,次に示すファイルに必要なアクセス許可が与えられていなければなりません。必要なアクセス許可が与えられていない場合は,コマンドやアプリケーションを実行できません。
(1) .NET Frameworkのコードアクセスセキュリティポリシーの影響を受けるファイル(アセンブリ)
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%DCDIR%\bin\if2sstub.exe
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%DCDIR%\bin\if2cstub.exe
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%DCDIR%\bin\if2tsdl.exe
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%DCDIR%\bin\spp2cstub.exe
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%DCDIR%\bin\njstlsup.exe
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%DCDIR%\bin\Hitachi.OpenTP1.Server.dll
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%DCDIR%\tools\ExtNET\DeveloperAssist\Hitachi.OpenTP1.DevAssist4VSNet.dll
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%DCDIR%\tools\ExtNET\DeveloperAssist\Hitachi.OpenTP1.DevTools.dll
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各SPP.NETのアプリケーションベースディレクトリ,SUP.NETの配置ディレクトリ下のSPP.NET,SUP.NET実装アセンブリ,およびそれらが参照するすべてのアセンブリ
「%DCDIR%」はOpenTP1インストールディレクトリを表しています。
(3) 注意事項
.NET Frameworkが提供する各アセンブリに対してはアクセス許可の制限をしないでください。制限をした場合,インストールやアンインストールが失敗したり,運用コマンドやユーザサーバの実行ができなかったりすることがあります。