1.2.2　クライアント/サーバシステムの形態

TP1/Client for .NET Frameworkを使用することで，.NET Framework環境で動作するOpenTP1のクライアントアプリケーション（GUI画面アプリケーションなど）を作成できます。

また，TP1/Extension for .NET Frameworkを使用することで，.NET Framework環境で動作するOpenTP1のサーバアプリケーション（基幹業務アプリケーションなど）を作成できます。

このように，クライアントアプリケーションからサーバアプリケーションまで，一貫して.NET Framework環境で開発できます。

OpenTP1 for .NET Frameworkを利用したクライアント/サーバシステムの形態のシステム構成例を次の図に示します。

図1‒2　OpenTP1 for .NET Frameworkを利用したクライアント/サーバシステムのシステム構成例

.NET Framework環境では，リモートプロシジャコール（RPC）のインタフェース情報を.NETインタフェース定義に定義します。この.NETインタフェース定義から運用コマンドを使用して，クライアントスタブ，サーバスタブを生成します。

RPCメッセージのデータ変換（文字コード変換，エンディアン変換など）は，これらクライアントスタブ，サーバスタブが自動的に行います。