SPP.NETは,DLL形式のアセンブリとして実装します。SPP.NETは,Extension .NETが提供するSPP.NET実行コンテナによって実行されます。このコンテナはSPPと同様にユーザサーバとして実行できます。また,SPPなどのユーザサーバと同様にシングルスレッドで動作します。SPP.NETの実装クラスはこのユーザサーバのプロセス起動時にインスタンス化されます。一つのユーザサーバでは一つのインスタンスが生成されます。SPP.NETでは,Mainメソッドの実装や,RpcクラスのOpenメソッドのなどの手続きは不要です。
図2-1 SPP.NETの実行
SPP.NETの実装方法の詳細については,「4. UAPの作成と実行」を参照してください。