メッセージ送受信機能を使用すると,SPP.NETとMHPなどの相手システムとの間で,次の形態によるメッセージの送受信ができます。
SPP.NETから相手システムに対して一方的にメッセージを送信できます。これをメッセージの一方送信といいます。
SPP.NETでMcfクラスのSendメソッドを呼び出して,相手システムへメッセージを送信します。なお,メッセージの一方送信はトランザクション内で使用できます。
通信プロトコルにTCP/IPを使用して,MHPにメッセージを一方送信する形態の例を次の図に示します。
図2-14 メッセージの一方送信(SPP.NET)
SPP.NETと相手システムとの間で,メッセージを送受信できます。
SPP.NETでMcfクラスのSendReceiveメソッドを呼び出して相手システムへメッセージを送信し,相手システムからのメッセージを受信します。メッセージの一方送信時は,それぞれ別のコネクションを使用してメッセージを送信しますが,メッセージ送受信時は,同じコネクションを使用してメッセージを送受信します。なお,メッセージの送受信は,トランザクション内でもトランザクション外でも使用できます。
通信プロトコルにTCP/IPを使用して,MHPとメッセージを送受信する形態の例を次の図に示します。
図2-15 メッセージの送受信(SPP.NET)