[SUP.NETテスト実行情報設定]ダイアログボックスは,TP1/Server Baseの場合とTP1/LiNKの場合とで異なります。
(a) ダイアログボックスの説明
指定したプロジェクトをExtension .NETに配置し,SUP.NETのデバッグを実行できるようにします。
図9-11 [SUP.NETテスト実行情報設定]ダイアログボックス【TP1/Server Base】
![[図データ]](figure/zu210131.gif)
図9-12 [SUP.NETテスト実行情報設定]ダイアログボックス【TP1/LiNK】
![[図データ]](figure/zu210140.gif)
(b) ダイアログボックスに設定する項目
- [プロジェクト]欄
- [プロジェクト(P)]
SUP.NETとして配置するアセンブリのプロジェクトを選択します。
ドロップダウンリストには,作成中のソリューションに含まれているプロジェクトの中から,コンソールアプリケーションを開発しているすべてのプロジェクト名称が表示されます。
- [登録情報]欄
- [ユーザサーバ名(U)] ~<1~8文字の識別子>
SUP.NETデバッガを実行するSUP.NETのユーザサーバ名称を指定します。
- [その他]欄
- [トランザクション制御用ライブラリ(T)]【TP1/Server Base】
使用するトランザクション制御用ライブラリを完全パスで指定します。[参照(L)]ボタンをクリックすると表示されるダイアログボックスからパスを指定することもできます。
- [任意の定義(E)]【TP1/Server Base】
SUP.NETデバッガが自動的に出力するユーザサービス定義のオペランド以外に出力させたいユーザサービス定義のオペランドを指定します。SUP.NETデバッガが自動的に出力するオペランドと同じオペランドを指定した場合,動作の保証はしません。SUP.NETデバッガが自動的に出力するオペランドを次に示します。
・set atomic_update
・set auto_restart
・set module
・set nice
・set njs_xa_connect
・set node_down_restart
・set receive_from
・set rpc_rap_auto_connect
オペランドを複数指定する場合は,一つのオペランドを1行で指定してください。ユーザサービス定義のオペランドの詳細については,3章の「ユーザサービス定義」およびマニュアル「OpenTP1 システム定義」を参照してください。
- [リソースマネジャ拡張子(D)]【TP1/LiNK】
デバッグ対象のSUP.NETが利用するOracleのリソースマネジャ拡張子を指定します。利用するリソースマネジャがOracleでない,またはOpenもしくはClose文字列に対応するリソースマネジャ拡張子を設定していない場合は,省略してください。
(c) ボタンの使い方
- [XA接続(X)...]ボタン【TP1/LiNK】
- [XA接続]ダイアログボックスが表示されます。DABroker for .NET Frameworkを使用してトランザクション連携をするSUP.NETをデバッグする場合にクリックします。[XA接続]ダイアログボックスについては,「5.2.4(1) [XA接続]ダイアログボックス」を参照してください。
- [登録(A)]ボタン
- [プロジェクト(P)]で指定したプロジェクトを,Extension .NETに配置します。
- [キャンセル(C)]ボタン
- ダイアログボックスで編集中の情報を破棄して,[SUP.NETテスト実行情報設定]ダイアログボックスを閉じます。