SPP.NETウィザードを利用してSPP.NETを作成する手順,および出力されるファイルとクラスについて説明します。
SPP.NETウィザードを利用して,新規に.NETインタフェース定義を作成してSPP.NETを作成する場合の手順を次に示します。
SPP.NETウィザードを利用して,既存の.NETインタフェース定義を使用してSPP.NETを作成する場合の手順を次に示します。
SPP.NETウィザードを利用して,.NETインタフェース定義を使用しないSPP.NETを作成する場合の手順を次に示します。
SPP.NETウィザードを終了すると必要なソースコードが出力されます。出力されたSPP.NET実装クラスに,必要な業務処理をコーディングしてください。
SPP.NET実装クラスでクライアントスタブを利用する場合は,クライアントスタブの追加を利用して,クライアントスタブをSPP.NETのプロジェクトに追加することもできます。クライアントスタブの追加については,「9.6 クライアントスタブの追加」を参照してください。
SPP.NETウィザード終了後に出力されるファイルを次の表に示します。
表9-1 SPP.NETウィザード終了後に出力されるファイル
ファイル名 | 種類 | 説明 |
---|---|---|
〈インタフェース名〉.〈拡張子〉 | ソースファイル | .NETインタフェース定義 |
〈インタフェース名〉Tie.〈拡張子〉 | ソースファイル | サーバスタブ |
〈SPP.NET実装クラス名〉.〈拡張子〉 | ソースファイル | SPP.NET実装クラス |
SPP.NETウィザード終了後に出力されるクラス(インタフェース)を次の表に示します。
表9-2 SPP.NETウィザード終了後に出力されるクラス(インタフェース)
クラス(インタフェース)名 | 宣言されるファイル | 説明 |
---|---|---|
〈インタフェース名〉 | .NETインタフェース定義 | .NETインタフェース定義名称 |
〈インタフェース名〉Tie | サーバスタブ | サーバスタブクラス名称 |
〈SPP.NET実装クラス名〉 | SPP.NET実装クラス | SPP.NET実装クラス名称 |
SPP.NETウィザードで作成したプロジェクトに対して,Visual Studioのリファクタリング機能などで名前空間名またはクラス名を変更した場合,ビルド前イベントのコマンド引数も同様に変更する必要があります。
ビルド前イベントのコマンド引数の変更方法を次に示します。