ここでは,Windows版OpenTP1を使用するために必要なOSの設定について説明します。
複数のネットワークインタフェースカード(NIC)を使用している環境では,TCP/IPプロトコルのバインド順にIPアドレスのリストが返却されます。OpenTP1で使用するNICが最優先となるように,バインド順を変更してください。
バインド順は,「コントロールパネル」の「ローカルエリア接続のバインド」で変更します。
Windowsファイアウォールの設定を行う場合は,%DCDIR%¥binフォルダ,%DCDIR%¥lib¥serversフォルダ,%DCDIR%¥aplibフォルダに配置しているプログラムを例外リストに登録してください。
コマンドプロンプトからWindows Server 2003のnetshコマンドを使用した場合の実行例を次に示します。
for %p in ("%DCDIR%¥bin¥*.exe") do (netsh firewall add allowedprogram program="%p" name="OpenTP1" scope=ALL) |
OSの違いでnetshコマンドの実行方法が異なる場合がありますので,netshコマンドの詳細については,Windowsのコマンドヘルプを参照してください。
Windowsファイアウォールの設定時の注意事項を次に示します。
netsh firewall add allowedprogram program=c:¥OpenTP1¥aplib¥sample.exe name="OpenTP1 UAP" scope=ALL |
OpenTP1が動作するコンピュータのフルコンピュータ名に「Administrators」という名称を設定しないでください。