6.1 Windows版OpenTP1での運用と操作の概要

Windows版OpenTP1は,Windowsのサービスとして動作している点がUNIX版OpenTP1と大きく異なります。Windowsへのサービスの登録・削除はすべてインストーラが行います(マルチOpenTP1の場合はdcsetupmlコマンドで行います)。サービス名称は「OpenTP1」です(マルチOpenTP1の場合は「OpenTP1_XXXX」(XXXXはユーザが指定した識別子))。

このほかに,Windows版OpenTP1は,UNIX版OpenTP1と比べて,システムの運用方法や操作方法が異なります。この章では,Windows版OpenTP1固有のシステムの運用方法や操作方法について説明します。UNIX版OpenTP1と共通の内容については,マニュアル「OpenTP1 運用と操作」を参照してください。

この章で説明するWindows版OpenTP1での運用と操作の概要を,次に示します。

表6-1 Windows版OpenTP1での運用と操作の概要

運用と操作概要参照先
OpenTP1の開始OpenTP1の開始方法について説明しています。Windows版OpenTP1では,OpenTP1の開始方法を次の三つから選択できます。
  • Windowsの[サービス]ダイアログ
  • コマンド
  • GUI
6.2
OpenTP1の停止OpenTP1の停止方法について説明しています。Windows版OpenTP1では,OpenTP1の停止方法を次の三つから選択できます。
  • Windowsの[サービス]ダイアログ
  • コマンド
  • GUI
6.3
マルチOpenTP1の運用Windows版OpenTP1でのマルチOpenTP1の運用について説明しています。Windows版OpenTP1では,コマンドの入力環境と運用するためのコマンドがUNIX版OpenTP1と異なります。6.4
シナリオテンプレートを利用したシステムの運用Windows版OpenTP1でのシナリオテンプレートを利用した運用について説明しています。6.5
障害対策Windows版OpenTP1での障害対策について説明しています。6.6
Windows版OpenTP1のGUIWindows版OpenTP1で提供しているGUIについて説明しています。6.7