njsmkdll(トランザクション制御用DLLの作成)

形式

njsmkdll -d トランザクション制御用オブジェクト名
       〔-R OpenTP1提供RM名〔,OpenTP1提供RM名〕…〕
       〔-r OpenTP1提供以外のRM名〔,OpenTP1提供以外のRM名〕…〕
       〔-o RM関連オブジェクト名〔△RM関連オブジェクト名〕…〕

機能

TP1/Extension for .NET Frameworkを使用し,リソースマネジャとXAインタフェースで連携する場合,このコマンドを実行してトランザクション制御用DLLを作成する必要があります。なお,作成されたDLLには,マニフェストファイルが埋め込まれています。

オプション

●-d トランザクション制御用オブジェクト名  ~〈1~12文字の英数字〉

トランザクション制御用DLLの名称を指定します。このコマンドを実行すると,トランザクション制御用DLL名.dllファイルが,%DCDIR%¥spool¥trnrmcmd¥userdllフォルダ下に作成されます。

●-R OpenTP1提供RM名  ~〈1~32文字の英数字〉

UAPからアクセスするOpenTP1提供のリソースマネジャの名称を指定します。OpenTP1に登録されていないリソースマネジャは指定できません。指定できるOpenTP1提供のリソースマネジャ名を次に示します。

 OpenTP1_TAM:TP1/FS/Table Accessのリソースマネジャ名

 OpenTP1_MCF:TP1/Message Controlのリソースマネジャ名

複数のRM名を指定する場合は,RM名とRM名との間をコンマ(,)で区切ります。

●-r OpenTP1提供以外のRM名  ~〈1~32文字の英数字〉

UAPからアクセスするOpenTP1提供以外のリソースマネジャの名称を指定します。OpenTP1に登録されていないリソースマネジャは指定できません。複数のRM名を指定する場合は,RM名とRM名との間をコンマ(,)で区切ります。

●-o RM関連オブジェクト名 ~〈絶対パス名〉

リソースマネジャに関連のあるオブジェクトファイル(XAインタフェース用オブジェクトファイル)の名称を絶対パス(空白を含まないMS-DOS形式ファイル)で指定します。複数のRM関連オブジェクト名を指定する場合は,RM関連オブジェクト名とRM関連オブジェクト名との間を空白で区切ります。

出力メッセージ

メッセージID内容出力先
KFCA32298-Iヘルプメッセージ標準出力

注意事項

このコマンド内では,trnmkobjコマンドが実行されます。trnmkobjコマンドの詳細については,「trnmkobj(トランザクション制御用オブジェクトファイルの作成)」を参照してください。