OpenTP1のオンライン中にOpenTP1配下のプロセスからアプリケーション例外が発生した場合には,Windowsのデバッグハンドラがコールされ,レジストリに設定されたデバッグプログラムが起動されます。起動されるデバッグプログラムがVC++などの対話形式プログラムの場合,例外が発生したプログラムが終了されないため,OpenTP1システムが再開始(リラン)できないおそれがあります。システムの本番環境など,システムの回復処理が必須である環境では,Windowsのワトソン博士をレジストリに設定するようにしてください。
なお,ワトソン博士の設定は,Windows XP,およびWindows Server 2003以前のWindowsを使用している場合にだけ設定できます。これ以外のWindowsをご使用の場合は,Windowsエラー報告(WER)を使用して,クラッシュダンプを取得する設定を行ってください。
ワトソン博士を有効にするための環境設定の手順を次に示します。ワトソン博士の詳細については,Windowsのヘルプを参照してください。
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バックアップしたデバッグプログラム情報を復旧する手順を次に示します。