システム共通定義

ここで説明していないオペランドについては,「5.1(4) システム共通定義の内容」に示す一覧を参照してください。

形式

set形式

〔set all_node="ノード名〔:ポート番号〕〔:high〕"
           〔,"ノード名〔:ポート番号〕〔:high〕"…〕〕
〔set name_notify=Y|N
〔set ipc_conn_interval=コネクション確立監視時間〕

説明

set形式のオペランド

●all_node="ノード名〔:ポート番号〕〔:high〕"〔,"ノード名〔:ポート番号〕〔:high〕"…〕

このオペランドに指定するノード名は,%SystemRoot%¥system32¥drivers¥etc¥HOSTSに,IPアドレスと共にあらかじめ指定しておくか,WINSサーバを使用してください。これ以外に差異はありません。

●name_notify=Y|N

 ~《N》

このオペランドにYを指定した場合,all_nodeオペランドに指定したノードの数だけ起動通知処理を行います。

このオペランドにYを指定し,all_nodeオペランドの指定値にOpenTP1未起動のノードが含まれる場合,未起動状態のOpenTP1がオンライン状態になるまでに,およそ次の時間が必要となるため注意してください。

connect()がタイムアウトするノードが含まれている場合

タイムアウトするノード数×システム共通定義のipc_conn_intervalオペランドの指定値×2(単位:秒)

OpenTP1が通知できないノードが含まれている場合

通知できないノード数×TCP/IPの再転送動作時間×2(単位:秒)

注※
"TcpMaxConnectRetransmissions"などのレジストリパラメータによって決定されるTCP/IPの再転送動作に必要な時間です。デフォルトの設定では,およそ1秒となります。

●ipc_conn_interval=コネクション確立監視時間

 ~〈符号なし整数〉((8~65535))《12》(単位:秒)

デフォルト値が"12"になります。これ以外に差異はありません。