分散トランザクション処理機能 OpenTP1 使用の手引 Windows(R)編

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dcdls(マルチOpenTP1のセットアップ状態の確認)

形式

dcdls 〔-d OpenTP1ディレクトリ〕

機能

現在セットアップされているマルチOpenTP1を含むOpenTP1識別子,およびセットアップフォルダを表示します。OpenTP1のオンライン,オフラインに関係なく実行できます。

このコマンドは,オリジナルのOpenTP1のコンソールからだけ実行できます。

オプション

●-d OpenTP1ディレクトリ

指定したフォルダが,マルチOpenTP1のセットアップフォルダである場合,マルチOpenTP1の識別子を表示します。

オリジナルのOpenTP1のインストールフォルダを指定した場合は,「original」と表示されます。

出力形式

●-dオプションを指定しない場合

  識別子   ディレクトリ
  ------   aa...aa
  ------   bb...bb

●-dオプションを指定した場合

  識別子   ディレクトリ
  original   aa...aa
  bbbb    cc...cc

出力メッセージ

メッセージID 内容 出力先
KFCA26551-E コマンドの実行に失敗しました 標準エラー出力
KFCA26552-E コマンド引数の指定に誤りがあります 標準エラー出力
KFCA26554-I ヘルプメッセージ 標準エラー出力
KFCA26556-E 指定したフォルダはOpenTP1フォルダではありません 標準エラー出力

注意事項

このコマンドの実行時に重大な障害が発生した場合,できるだけ速やかに次のデータを退避した上で,保守員に連絡してください。