分散トランザクション処理機能 OpenTP1 使用の手引 Windows(R)編

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dcrasget(保守資料の取得)

このマニュアルでは,UNIX版OpenTP1との差異についてだけ説明します。差異がない部分については,マニュアル「OpenTP1 運用と操作」を参照してください。

形式

dcrasget  〔-g〕 〔-l〕 取得先ディレクトリ

コマンド引数

●取得先ディレクトリ  〜<パス名>

指定したフォルダ下に,次に示すフォルダが生成されて,保守資料が格納されます。

dcrasget.HOSTNAME.mmddHHMMSS.AAA

HOSTNAME:標準ホスト名
mmddHHMMSS:月日時分秒
AAA:取得される情報単位
SAV:%DCDIR%\spool\saveフォルダ下の情報
SPL:%DCDIR%\spoolフォルダ下の情報(saveを除く)
TMP:%DCDIR%\tmpフォルダ下の情報
CNF:%DCDIR%\confフォルダなど定義関係の情報
INF:情報ファイルなどの情報

これ以外に差異はありません。

注意事項

dcrasgetコマンド内部では,OpenTP1がオンライン中にだけ実行できるコマンドも実行するため,イベントビューアにエラーメッセージが出力されることがあります。メッセージについては,マニュアル「OpenTP1 メッセージ」を参照してください。