3.2.2 コマンドプロンプト画面からのオペレーション(MCF)

MCFに対するオペレーションは,コマンドプロンプト画面から運用コマンドを実行して行えます。コマンドプロンプトとは,キーボードから文字を直接入力して,コマンドを実行する操作です。コマンドプロンプト画面からのオペレーションをするときは,WindowsのGUIから画面を切り替えます。

注意
MCFのオペレーションは,必ずTP1/LiNKおよびTP1/Messagingの起動中に行ってください。

TP1/Messagingで実行できるMCFの運用コマンドを次の表に示します。表に示す運用コマンド,およびその他の運用コマンドの詳細については,マニュアル「OpenTP1 運用と操作」を参照してください。

表3-3 TP1/Messagingで実行できるMCFの運用コマンド

運用コマンド名機能
mcftactcnコネクションの確立
mcftdctcnコネクションの解放
mcftlscnコネクションの状態表示
mcftactle論理端末の閉塞解除
mcftdctle論理端末の閉塞
mcftlsle論理端末の状態表示
mcfthldoq論理端末の出力キュー処理の保留
mcftrlsoq論理端末の出力キュー処理の保留解除
mcftdlqle論理端末の出力キュー削除
mcftspqle論理端末のメッセージキューの先頭スキップ
mcftactsvサービスの閉塞解除
mcftdctsvサービスの閉塞
mcftlssvサービスの状態表示
mcftlsbufバッファグループの使用状況表示
mcftswptrMCFイベントトレースファイルの強制スワップ
mcfaactapアプリケーションの閉塞解除
mcfadctapアプリケーションの閉塞
mcfalsapアプリケーションの状態表示
mcfaclcapアプリケーションの異常終了回数の初期化
mcfadltapアプリケーションに関するタイマ起動要求の削除
mcftactsgサービスグループの閉塞解除
mcftdctsgサービスグループの閉塞
mcftlssgサービスグループの状態表示
mcfthldiqサービスグループの入力キュー処理の保留
mcftrlsiqサービスグループの入力キュー処理の保留解除
mcftdlqsgサービスグループの入力キュー削除
mcfuevtアプリケーションプログラムの起動
mcftstptrMCFトレース取得の終了
mcftstrtrMCFトレース取得の開始
mcftlscomMCF通信サービスの状態参照