トランザクション機能の管理を操作する方法について説明します。
トランザクションに関する操作をするときは,[TP1/LiNKオペレーション]ウィンドウの[トランザクション管理(T)...]ボタンをクリックします。ボタンをクリックすると,[TP1/LiNKトランザクション管理]ダイアログボックスが表示されます。
図6-6 [TP1/LiNKトランザクション管理]ダイアログボックス
![[図データ]](figure/zuga0403.gif)
- ダイアログボックスの内容
- [処理状態]
- 現在のトランザクション処理状態の種別が表示されます。
- ACTIVE…実行中
- BEGINNING…トランザクションブランチ開始処理中
- COMMIT…コミット処理中
- FORGETTING…トランザクションブランチ終了処理中
- HEURISTIC_COMMIT…ヒューリスティック決定コミット処理中
- HEURISTIC_FORGETTING…ヒューリスティック決定後のトランザクションブランチ終了処理中
- HEURISTIC_ROLLBACK…ヒューリスティック決定ロールバック処理中
- IDLE…同期点処理へ移行中
- PREPARE…コミット(1相目)処理中
- READY…コミット(2相目)処理待ち
- ROLLBACK…ロールバック処理中
- ROLLBACK_ACTIVE…ロールバック処理待ち
- SUSPENDED…中断中
- ボタンの使い方
- 次に示すボタンは,リストボックスにあるユーザサーバ名の行を選択してからクリックしてください。ユーザサーバ名を選択しないでボタンをクリックしても無視されます。
- [コミット(M)]ボタン
- [ロールバック(R)]ボタン
- [強制終了(F)]ボタン
- 「処理状態」に状態が表示されていないユーザサーバの行を選択してクリックすると,[コミット(M)]ボタンまたは[ロールバック(R)]ボタンはエラーになります。
- [コミット(M)]ボタン
- 指定したユーザサーバが実行しているトランザクションを強制的にコミットします。指定したユーザサーバの処理をコミットしたあと,リストボックスにあるユーザサーバの行に最新の状態が表示されます。
- [ロールバック(R)]ボタン
- 指定したユーザサーバが実行しているトランザクションを強制的にロールバックします。指定したトランザクションをロールバックしたあと,リストボックスにあるユーザサーバの行に最新の状態が表示されます。
- [強制終了(F)]ボタン
- 指定したユーザサーバが実行しているトランザクションを強制的に終了します。指定したトランザクションを強制的に終了したあと,リストボックスにあるユーザサーバの行に最新の状態が表示されます。
- [最新情報に更新(L)]ボタン
- リストボックスの情報を最新の状態にします。
- [終了(C)]ボタン
- [TP1/LiNKトランザクション管理]ダイアログボックスを終了します。
- [TP1/LiNKトランザクション情報]ダイアログボックス
- [TP1/LiNKトランザクション管理]ダイアログボックスのリストボックスのユーザサーバ名をダブルクリックすると,[TP1/LiNKトランザクション情報]ダイアログボックスが表示されます。[TP1/LiNKトランザクション情報]ダイアログボックスには,選択したユーザサーバのトランザクションに関する詳細情報が表示されます。
図6-7 [TP1/LiNKトランザクション情報]ダイアログボックス
![[図データ]](figure/zuga0404.gif)
- ボタンの使い方
- [終了(C)]ボタン
- [TP1/LiNKトランザクション情報]ダイアログボックスを終了します。
- ダイアログボックスの内容
- [処理状態]欄
- 現在のトランザクション処理状態の種別が表示されます。種別については,[TP1/LiNKトランザクション管理]ダイアログボックスの[処理状態]の説明を参照してください。