9.1 メッセージの形式

TP1/LiNKのメッセージの出力形式について説明します。メッセージは,次に示す形式でイベントビューアとコンソールに出力されます。

KFCAnnnnn-X YY……YY
KFCAnnnnn-X:メッセージID(半角の英数字11文字)
YY……YY:メッセージテキスト

このマニュアルでの記述形式を次に示します。


KFCAn1n2n3n4n5-X

メッセージテキスト  (Y)

メッセージの意味を説明します。
(S)メッセージを出力したあとで,TP1/LiNKの処理を示します。
(O)メッセージが出力されたときの,オペレータの処置を示します。
[対策]メッセージが出力されたときの,OpenTP1管理者の処置を示します。

 

オペレータの処置または[対策]の説明に「保守員に連絡してください。」と記述してある場合は,当社社員または当社営業担当部署に連絡してください。

記号の意味を次に示します。

KFCA:TP1/LiNKのメッセージであることを示します。
n1n2n3n4n5メッセージの通し番号を示します(5けた)。
X:メッセージの種類を示します。
E…エラーメッセージです。TP1/LiNKのライブラリまたは環境設定が正常に動作しないことを示します。
I…情報メッセージです。TP1/LiNKからオペレータに通知する,単なる動作を示します。
Y:メッセージの出力先を示します。
E…標準エラー出力
S…標準出力
L…メッセージログファイル(dclog1,dclog2)
A…監査ログ
運用コマンド出力メッセージを除いた,出力先がコンソール,標準エラー出力,または標準出力のメッセージは,Windowsのイベントビューアにも出力されます。TP1/LiNKが出力したメッセージは,ソースの項目にTP1/LiNKと表示されます。

 

出力先が複数の場合は「+」でつないで表記します。出力先がメッセージログファイルの場合(Lだけの場合)は,出力先を示す記号は表記しません。