XAリソースサービスの管理を操作する方法について説明します。
XAリソースサービスに関する操作をするときは,[TP1/LiNKオペレーション]ウィンドウの[XAリソースサービス(X)...]ボタンをクリックします。ボタンをクリックすると,[TP1/LiNK XAリソースサービス管理]ダイアログボックスが表示されます。
図6-11 [TP1/LiNK XAリソースサービス管理]ダイアログボックス
![[図データ]](figure/zuga0408.gif)
- ダイアログボックスの内容
- [処理状態]
- 現在のトランザクション処理状態の種別が表示されます。
- A…アクティブ
- HC…ヒューリスティックコミット
- HH…ヒューリスティックハザード
- HM…ヒューリスティックミックス
- HR…ヒューリスティックロールバック
- I…アイドル
- P…プリペア
- ボタンの使い方
- 次に示すボタンは,リストボックスにあるXARトランザクションの行を選択してからクリックしてください。XARトランザクションの行を選択しないでボタンをクリックした場合,エラーになります。
- [コミット(M)]ボタン
- [ロールバック(R)]ボタン
- [強制終了(F)]ボタン
- [コミット(M)]ボタン
- 選択されたXARトランザクションの状態をヒューリスティックコミットに決着します。このボタンで状態を変更できるトランザクションは,「処理状態」が「P(プリペア状態)」のトランザクションです。選択されたXARトランザクションをコミットしたあと,リストボックスにあるXARトランザクションの最新状態が表示されます。
- [ロールバック(R)]ボタン
- 選択されたXARトランザクションの状態をヒューリスティックロールバックに決着します。このボタンで状態を変更できるトランザクションは,「処理状態」が「P(プリペア状態)」のトランザクションです。選択されたXARトランザクションをロールバックしたあと,リストボックスにあるXARトランザクションの最新状態が表示されます。
- [強制終了(F)]ボタン
- 選択されたXARトランザクションを無効にします。このボタンで状態を変更できるトランザクションは,「処理状態」が「HH(ヒューリスティックハザード状態)」,「HC(ヒューリスティックコミット状態)」,「HR(ヒューリスティックロールバック状態)」,または「HM(ヒューリスティックミックス状態)」のトランザクションです。選択されたXARトランザクションを無効にしたあと,リストボックスにあるXARトランザクションの最新状態が表示されます。
- [最新情報に更新(L)]ボタン
- リストボックスのXARトランザクション情報を最新の状態にします。
- [サービス閉塞(H)]ボタン
- XAリソースサービスを閉塞状態にします。
- [サービス閉塞解除(E)]ボタン
- XAリソースサービスの閉塞状態を解除します。
- [終了(C)]ボタン
- [TP1/LiNK XAリソースサービス管理]ダイアログボックスを終了します。
- [TP1/LiNK XARトランザクション情報]ダイアログボックス
- [TP1/LiNK XAリソースサービス管理]ダイアログボックスのリストボックスのプロセスIDをダブルクリックすると,[TP1/LiNK XARトランザクション情報]ダイアログボックスが表示されます。[TP1/LiNK XARトランザクション情報]ダイアログボックスには,選択したプロセスIDのXARトランザクションに関する詳細情報が表示されます。
図6-12 [TP1/LiNK XARトランザクション情報]ダイアログボックス
![[図データ]](figure/zuga0409.gif)
- ボタンの使い方
- [終了(C)]ボタン
- [TP1/LiNK XARトランザクション情報]ダイアログボックスを終了します。
- ダイアログボックスの内容
- [トランザクション状態]欄
- 現在のトランザクション処理状態の種別が表示されます。種別については,[TP1/LiNK XAリソースサービス管理]ダイアログボックスの[処理状態]の説明を参照してください。
- [ロールバックオンリーマーク]欄
- 現在のトランザクションでのロールバック状態の種別が表示されます。
- INIT…初期状態
- RBONLY1…マーク付きトランザクション有り
- RBONLY2…トランザクション無し
- RBONLY3…マーク無しトランザクション有り