分散トランザクション処理機能OpenTP1(TP1/Server Base)と連携したクライアント/サーバシステムを構築できます。TP1/LiNKからTP1/Server Baseで構築した基幹業務システムへサービスを要求する通信です。TP1/LiNKのシステムがクライアント,TP1/Server Baseのシステムがサーバとなります。また,TP1/Server BaseのシステムからTP1/LiNKのシステムにサービスを要求することもできます。
TP1/LiNKとTP1/Server Baseの通信では,通信プロトコルにTCP/IPを使います。また,リモートAPI機能を使うとインターネット/イントラネットを経由して通信できます。リモートAPI機能については,「5.5 リモートAPI機能の使い方」を参照してください。
TP1/LiNKのアプリケーションでは,次に示す3種類の通信方法を選べます。
TP1/Server Baseで使えるデータベース(DAM,TAM,ISAM,ORACLEなど)にアクセスできます。さらに,TP1/Server Baseのシステムから,ほかのシステムと通信できます。
OpenTP1(TP1/Server Base)と連携したクライアント/サーバシステム(リモートプロシジャコールの例)を次の図に示します。
図1-10 OpenTP1(TP1/Server Base)と連携したクライアント/サーバシステム(リモートプロシジャコールの例)