分散アプリケーションサーバ TP1/LiNK 使用の手引

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jnlstts稼働統計情報の編集出力

形式

jnlstts〔-e 編集項目〕〔-l 行〕
       〔-i 時間間隔〕〔-t〔開始〕〔,終了〕〕
       〔-s サーバ名〕

機能

jnlcopyコマンドで作成した中間ファイルから,稼働統計情報を収集し,編集後,標準出力に出力します。出力する情報を次に示します。

オプション

-eオプション,-sオプションおよびサーバ名の指定をすべて省略すると,システム全体の稼働統計情報の取得(-sオプションだけを指定)が仮定されます。

-eオプション,-sオプション,およびサーバ名の指定と取得する稼働統計情報の関係を次に示します。

-eオプション -sオプション 取得する稼働統計情報の内容
sys SYSTEM システム全体のシステム統計情報
サーバ名 指定したサーバのシステム統計情報
システム全体のシステム統計情報
rsp SYSTEM システム全体のレスポンス統計情報
サーバ名 この組み合わせは指定できません。
システム全体のレスポンス統計情報
dly SYSTEM この組み合わせは指定できません。
サーバ名 この組み合わせは指定できません。
システム全体の通信遅延時間統計情報
all SYSTEM システム全体のすべての稼働統計情報
サーバ名 指定したサーバのすべての稼働統計情報
システム全体のすべての稼働統計情報

(凡例) −:コマンド引数(サーバ名)を省略することを示します。

注※ レスポンス統計情報と通信遅延時間統計情報は,すべてのデータが出力されます。

出力形式

6.4.4 稼働統計情報の管理」を参照してください。

注意事項

コマンド実行例

統計情報取得ファイルの先頭から1997年7月18日15時30分0秒までの稼働統計情報を,30分間隔で編集出力する例を次に示します。

 
C:\>jnlstts   -i m30   -t, 15300007181997   <CR>
 

この例の場合,最終時間帯は15:30〜16:00ですが,1997年7月18日15時30分0秒のシステム統計情報を出力します。