Hitachi

OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 クライアント使用の手引 TP1/Client/J編


2.15 ホスト切り替え機能

サーバダウンなどの理由によって,指定したホストとの通信が一時的に不可となった場合,通信先ホストを一つしか指定していないと,TP1/Client/Jのメソッドはエラーリターンし,通信先ホストの指定を変更したあと,CUPを再起動する必要があります。

通信先ホストを複数指定しておくと,TP1/Client/Jは,ホストを切り替えて,別のホストに通信を試みます。これによって,ユーザは通信先ホストの切り替えを意識することなく業務を継続させることができます。

なお,障害の内容によっては,ホストを切り替えない場合があります。

〈この節の構成〉