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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 クライアント使用の手引 TP1/Client/J編


2.2.2 RPCでのデータの受け渡し

RPCでのデータの受け渡しは,rpcCallメソッドに,SPPのサービスグループ名,サービス名,入力パラメタ,入力パラメタ長,サービスの応答格納領域,応答長を指定して呼び出します。rpcCallメソッドで設定できる応答長の最大値は1メガバイトです。この値は,TP1/Client/J環境定義のdccltrpcmaxmsgsizeオペランドで変更できます。

RPCのデータの受け渡しを次の図に示します。

図2‒2 RPCのデータの受け渡し

[図データ]

サービス関数から返す応答の長さ(NNの値)は,rpcCallメソッドで設定した値(nnの値)と同じか,または小さい値となるようにしてください。