2.6 TP1/Web接続機能

TP1/Web接続機能は,Javaアプレットとして作成したCUPとTP1/Webを接続して,HTTPプロトコルに基づいた通信サービスをするための機能です。

TP1/Webと接続することによって,HTTPプロトコルでの通信では本来できなかったセションの関連づけができるようになり,連続した対話的業務を行えます。

TP1/Webと接続するには,openConnectionメソッドを使用します。openConnectionメソッドの詳細については,「4. TP1/Client/Jで使用するクラス」を参照してください。

なお,TP1/Web接続機能を使用した場合,トランザクション制御機能は使用できません。また,TP1/Client/J環境定義のdccltrpcmaxmsgsizeオペランドを指定してTP1/Web接続機能を使用した場合,通信先のTP1/Serverノードでエラーが発生することがあります。

<この節の構成>
2.6.1 TP1/Webとの接続(セションの開始)
2.6.2 TP1/Webへのサービス要求
2.6.3 TP1/Webとの接続解除(セションの終了)
2.6.4 TP1/Webと連携したRPC機能