2.1 常設コネクション

TP1/Client/Jでは,CUP(TP1/Client/Jを使用したJavaアプレット,Javaアプリケーション,またはJavaサーブレット)とrapサーバの間のコネクションを確立したままでメッセージを送受信できます。このようなコネクションを常設コネクションといいます。なお,リモートAPI機能を使用したRPCを実行するとき,連鎖型RPCを使用するとき,およびトランザクション機能を使用するときは,必ず常設コネクションを確立してください。

常設コネクションを確立すると,コネクション確立・解放のための制御用パケットを減らせるため,通信の効率が向上します。

<この節の構成>
2.1.1 常設コネクションの確立・解放
2.1.2 常設コネクションを使用する場合に関連する定義
2.1.3 常設コネクションを使用するときの注意事項