分散トランザクション処理機能 OpenTP1 クライアント使用の手引 TP1/Client/J編

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2.10 XAリソースサービス機能

XAリソースサービス機能を使用する場合,uCosminexus TP1 ConnectorまたはCosminexus TP1 Connectorが必要です。TP1/Client/J単体での動作は保証できません。ここでは,XAリソースサービス機能を使用した場合,TP1/Client/Jが使用できる機能について説明します。

TP1/Client/Jがサポートする通信方式を次の表に示します。

表2-5 通信方式別サポート一覧

TP1/Client/Jの通信方式 リモートAPI機能を使用 スケジューラダイレクト機能を使用 ネームサービスを使用
サポート可否 × ×
(凡例)
○:サポートしています。
×:サポートしていません。

TP1/Client/Jがサポートするコネクトモードを次の表に示します。

表2-6 TP1/Client/Jがサポートするコネクトモード

コネクトモード サポート可否
非オートコネクトモード ×
オートコネクトモード
(凡例)
○:サポートしています。
×:サポートしていません。

TP1/Client/JがサポートするRPCの呼び出し形態を次の表に示します。

表2-7 TP1/Client/JがサポートするRPCの呼び出し形態

RPCの呼び出し形態 サポート可否
同期応答型RPC
非同期応答型RPC
連鎖型RPC
(凡例)
○:サポートしています。

なお,TP1/Client/J環境定義のdchostオペランドに指定できる窓口となるTP1/Serverは一つだけです。複数指定した場合の動作は保証できません。